晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

本物のズーズー弁は東京のおなごを破壊する

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カーナビに

 

「リアルタイムでリアル人間から

『近くのラーメン屋さん

を尋ねることができる機能」

 

があれば皆さん、欲しいですか?

 

私は欲しくありません。

なぜなら

人見知りだからです。

 

私の性格は置いておきまして、

 

実はこのリアル人間に尋ねることが可能な

カーナビシステムが実在するのです!!

 

その名も

 

カーウイングス

 

です!!

 

日産のやつです。

 

年額3,240円(税別)、

月額に直すと270円(税別)。

 

月額で考えると意外と安いか?

 

 

 

今回はこのカーウイングスにまつわる思い出話をしたいと思いますので

最後までお付き合いいただく価値はなしです😢

 

カーウイングスの思い出話

 

今から18年前、私は日産の新車ディーラーの営業マンとして入社しました。

 

その前後で、マーチ・キューブと主力の車種がフルモデルチェンジされ、

スポーツカーのフェアレディZも13年ぶりにニューモデル登場という

勢いのある年です。

 

入社式で会社から〇ルロス・ゴーン氏の著書

ルネッサンス ― 再生への挑戦

をいただいたのはいい思い出です(読む前に紛失)。

 

同じ年、日産は

カーウイングスというテレマティクスサービスの展開をスタートさせます。

 

使い方は

自分の携帯電話を車中の専用ソケットにはめ、純正カーナビからの操作により、

オペレーターと会話する、

というものです(たしか。違ったらすいません)。

 

 今はどうか分かりませんが、

当時は完全に

「購入した新車に付随するオプション商品」

でした。

小金持ち用です。

 

 

 18年前からしたら画期的サービスで、

使用経験のある従業員すらいませんでした。

 

というわけで、

支店従業員すべて集まっての

カーウイングス勉強会なるものが

ある日、開催されました。

カーウイングス搭載車を使って

実際に東京のオペレーターと話をするのです。

 

課長が体験することとなりました。

係りの人からやり方を教わり、いよいよオペレーターと会話です。

 

課長「この辺さうめどごねすか?」

オペレーター「はい?・・・・・・・・?」

課長「この辺さうみぇどごねすか?」

オペレーター「あの・・・・・・・・・・?」

課長「この辺さうみぇーどご、ねすかやっっっっ!?」

オペレーター「ぐふっ」

 

 

本物のズーズー弁は都会のおなごを破壊する。

その現実をまざまざと見せつけられた出来事でした。

 

ちなみに、お分かりかとは思いますが一応。

課長がなんと言っていたのかというと

「この辺においしいと評判の飲食店はありますか?」

ズーズー弁なりに丁寧に聞いていたのでした。

 

 ただ、今思えば

「美味しいところを教えてください」

という質問の無意味さを課長には思い知ってほしいと思っています。

 

オペレーターは東京にいます。

なぜ美味しいお店を知っているのでしょうか?

仮に全国各地の美味しいお店を知っていて、

かつ

アドリブですべての「うめどごねすか?」

 攻撃に対応できるのであれば、

彦摩呂になれる。

 

 

以上が思い出話となります。

 

改めてネットで調べまして、

今もってこのカーウイングスが存在することに驚いています。

誰が申し込むねん

というツッコミは無駄なのかもしれません。

 

田舎の幹線道路沿いにある

 

いかがわしいDVD屋

 

なんかも

いまだに絶滅していません。

誰が行くねん。

誰かが行くのでしょう。

 

ちなみに、

この時期の日産車は、徳さんも高評価しているものが多くありました。

〇ルロス・ゴーンの功績は計り知れません。

このころから日産車の前面には日産のロゴマークが大きく付くこととなります。

今ではお馴染となりました。

ブランドイメージのインプリンティング、これにゴーンは成功しました。

日産のV字回復です。

そのさなかに日産に関われたことはよき思い出です。

 

私も後年、徳さん一押しのV35スカイラインに乗ることとなります。

本当にいいクルマでした。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

徳さんって誰やねん!!!