晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

卒論は頑張ろうね

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私は「せどり」をちょこっとたしなんでいまして

 

お店に行くと利益商品を探す癖がついております。

 

そんな中、最近古本屋さんに行く機会が多く

いろいろな本をリサーチしています。

 

今月のトレンドは

 

大学生が使う教科書!

 

これらのAmazonでの値上がりが半端ないんです。

 

 

例を挙げると

 

 

新生物化学工学(第3版)

 

 

理工学系の学生が使うであろうこの書籍、

現在新品が出荷未定で待ちの状態で手に入りにくい。

 

でも中古ではわずか5冊ですが出回っています。

Amazon全体でも5冊しかありません。ある意味日本に五冊です。

 

この本は4月下旬くらいからぽつぽつと売れ始めています。

 

4/19までは中古価格1,280円(新品だと2,750円)だったのが

5/6には5,399円まで値上がりしています!

 

これがプレミア価格というやつです。

 

 

ほかにも学術書コーナーを調べると利益商品がわんさか。

 

ただ、このブームも大学授業が正常化するまでの命だと思いますので

大量に仕入れるわけにもいきませんし

仕入れたとしても早く売りさばきたい。

 

そんな葛藤をせどりやってる人間にもたらしてくれます。

 

 

さて

 

大学生が使うであろう教材が

なぜ値上がっているのか

 

推測してみました。

 

 

原因は二つあると考えています。

 

一つは

 

①大学の先輩から譲り受ける機会を逸したこと

 

もう一つは

 

②大学のレポート課題がめっちゃ増えてる

 

です。

 

いや、このコンボでしょうね。

 

 

これら二つの原因を合わせて考えると

 

 

大学の先輩から教科書や参考図書を譲り受けられず、

新品で買いに行く手間を惜しみ

それらを手に入れられなかった学生が

 

このコロナショックによる在宅授業での

レポート課題激増に対応できず

あわててネットで高値で教材を買う羽目になった

 

 

こんなところではないでしょうか。

 

 

 

 

レポートと言えば

一番厄介なのが

卒論。

 

私は一応、

(入試の際に自分の名前を記入できたら合格できるという)

超名門大学に通っておりました。

 

そんな大学にも卒論制度がありました。

 

 

もちろん私にも卒論を書く義務が与えられました。

 

 

その前に時を戻し

大学2年の時、

 

私に

かなり多めのレポートを課せられました。

 

レポート用紙で40枚ほどです。

 

当時はワードベタ打ちで…

などという技を使えず

 

全て手書き提出でした。

 

そのレポート作成は非常に難儀しました。

名門大学に入るほどの頭脳を持っているのに、

 

ほとんどを文献のパクリ引用でしのぎ切りました。

 

それでも40枚はきつかったー

 

 

さて、

 

時は流れ大学4年となり。

 

 

ついに卒論を提出せねばならぬときが訪れました。

 

その時

私は

なぜか

 

やる気も元気も井脇も何もない状態で

 

ほんとになぜか

 

「ぜってー卒論なんか書かねー」

 

などとデターミネーション(determination:決意)

を固めていました。

 

いやーすみません

 

名門大学出身のため

ついついナチュラルで英語が出てしまいました!

 

 

そんなある日

私は担当教授からこう言われました。

 

「お前、卒論出したか?」

 

私は迷わずこう答えました。

 

「あ、出したっすよ

 

 

 

100%嘘っぱちです。

 

全く出していません。

一文字たりとも書いていません。

 

しかし

 

教授はこう答えました。

 

 

「ああ、そうだったな」

 

 

 

(!!!!)

 

私の卒論執筆義務はこれでなくなりました。

 

本当によかった。

 

 

ただ、本当に卒業できるかどうかは

実は心配していました。

 

「ゼミ」というラスト単位が付加されれば無事卒業。

 

私は心配しながら

成績開示の日を待ちましたが

 

見事

無事

卒業できました。

 

 

よかった。

 

 

 

 

 

時は経ち

 

就職先で上司から

「お客さんのコンセンサスは取れてるのか?」

 

 

との問いには

あてずっぽうで

「はい」

と答えることしかできませんでした。

 

あまりの名門大学出身のため、

簡単すぎる英語は逆に分からないんですね。

 

 

いつにもまして

有益なブログとなってしまったことを

深くお詫びし、

本日は筆を置きたいと思います。

 

 

 

See you!