晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

私がニセ南東北弁を現地人にぶちかましてみた

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先日、南東北にある宮城県に行ってきました。

 

 

ちなみに

私が住んでいるのは秋田県

北東北です。

 

 

東北6県はちょうど南北で半分ずつに区切ることができます。

 

北東北→青森、岩手、秋田

南東北宮城、山形、福島

 

と。

 

 

実は、

東北地方=ズーズー弁

というのは正しいのですが、

厳密に言えば少し違います。

 

 

大別すると東北地方には3つの言語圏があります。

 

1、津軽弁

2、岩手・秋田弁

3、南東北

 

です。

 

 

どういう風にちがうかというと、

1、津軽弁

はもはや別格で

 

津軽

 

と表現してもよろしいくらいの難解さ。

 

 

2、岩手・秋田弁

うーん、そうだなあ…

例えば誰がしゃべってたっけなあ…

方言のニュアンスは文字だと伝えづらいなあ…

まあ

新沼謙治あたりだと思っていただければ!

 

 

3、南東北

これは簡単に言うと

漫才のU字工事みたいな訛りです。

 

 

まあ

はっきり言って東北地方以外の人には

津軽弁を除き)みんな同じに聞こえるんでしょうけどね…。

 

 

私からすると上記三つは全くの別物。

 

 

 

突然ですが

私の大学時代、福島県南東北)出身の友人Aが出来ました。

初めて間近で聞く南東北弁です。

 

そのイントネーションが私の秋田弁に比して

「エグる」

感じで来るのが面白くて面白くて

 

何度も聞いているうちに

自然とそのモノマネをするようになっていました。

 

福島弁が大好きになってしまったのです(正確には福島訛りを大好きになった)。

 

 

大学時代の私は、

この福島訛りを「極めた」と勘違いして

それはそれは

調子こいて

いたるところで

「エグる」ような訛りを披露していました。

秋田出身・在住なのに!

 

 

当時は誰も咎める者もいなくて(そりゃそうだろ)

なかなかにしつこいほどの福島訛り(風)トークを繰り広げていました。

 

 

 

先日

久々にその友人A(現在は宮城県在住)と飲みました。

 

 

宮城県福島県の少し北に位置します。

エグり度合いは福島より幾分弱くなりますが

私にとっては十分満足なものです(何が?)。

 

 

居酒屋に行こうとその のれんをくぐったときに

男性の店員さんが出迎えてくれたので

「二名なんですけど(南東北のエグりで)」

と伝えました。

 

店員さんはそれに対し

「二名様ですね」

と完全なる標準語アクセントで返答してきました。

 

はて

 

関東出身の人?

 

だったらしょうがないな

 

 

席に着き、

 

私は友人Aの前ということもあり

大学時代のように

張り切って店員さんに

「生ビール二つお願いします(エグり有り)」

「ここは禁煙ですか(エグる)」

「このお店は何時までやってるんですか(エグ以下略)」

と立て続けに南東北訛りを披露します(その間、友人は私のエグりガン無視)。

 

 

店員さんは

全てに標準語で対応してくれました。

まあ関東人だからしょうがないよね!

 

 

 

そしてその店員さんがビールを運んできてくれた時に

戦慄が走りました。

 

 

 

「生ビールお持ちしました(エグり)」

 

 

 

 

 

 

確かにちょっとビール来るの遅いな

と思ってたんですよね。

 

意外とお店が忙しかったようで

 

人間

 

忙しい時に

地が出ますよね。

 

 

 

炸裂しましたね。

 

 

神の左(山中慎介)。

 

 

私のエグリなど彼には全く通用しませんでした。

 

 

 

なんというか、

例えるなら

ボクシングで

コチラが渾身のパンチを何度も何度も放っているにも関わらず

それをひょいひょいかわし

なおかつ私にパンチを入れる。

それも軽ーく打ったパンチをタイミングよく当ててくる!

タイミングがいいのでノックアウト。

 

 

もっと強いパンチを打てるのにもかかわらず

手加減されたパンチ。

 

よほどの実力差がないとできる芸当ではありません。

 

 

そうなんです。

 

よほどの実力差があったのです(なんの??)!!

 

 

 

 

私は誓いました。

 

 

金輪際

南東北弁の真似事はしない

と。

 

 

神の左に誓います(体重超過のネリは未来永劫許さん)。

 

 

 

皆さんも十分にお気を付けください。

 

 

また次回お会いしましょう(エグり)。