晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

社長たちの集まりに参加している会社員がいた

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前の会社で

 

最上位の上司に

2人きりのタイミングの時に

言われたことがあります。

 

 

 

 

 

その上司は

40代中盤と

(うちの会社では)若くして

県でナンバーワンのポストに就いた

優秀な人材です。

 

 

余談ですが

ソイツとは数か月後

怒鳴り合いをかますこととなります。

 

それがこれです。↓

mar1003.hatenablog.com

 

 それはさておき

 

上司はこう切り出しました。

 

「○○会(社長の集まり)にこの前参加したら

別の会社の若手たちが手伝いに来ていて

機敏に動いていたんだ。」

 

 

捕捉しますと

 

〇〇会とは

近隣の経営者が集まり

勉強会を開く

というものらしいです。

 

定年で退いた前の上司を引継ぎ

わが社を代表して参加しているようです。

 

 

そんな会に

なぜ上司たちが参加するのか?

 

私は当時から疑問に思っていました。

 

 

残念ながら上司は単なる会社員(使用される者)

であり

経営者ではありません

 

 

会社員は

経営者が持つリスクや恩恵

を得られることはありません。

 

会社員(使用人)の立場では

金やら人の使い方やら何から何まで

違います。

 

そして

一番の違いは

持っている権限と情報

です。

 

極端な話

経営者は

県のいち支部

突然閉鎖することが可能です。

 

会社員にはできません。

 

また

自社に資産がどれほどあるのか?

資産を運用しているとすれば

どのような方法で

どのくらいの金額をかけているのか?

 

自由にできる現有資産の規模は?

 

などなど

これらを総合的に判断し

 

自社を発展させるように動く

それが経営者ではないのでしょうか?

 

そんな経営者といち会社員とでは

 

会話を交わしても

理解しあえることはないでしょう。

 

また

お金を持っている人と

持っていない人(推定ですが上司の年収は1,000万には到底届かないでしょう)

では

経験できることやその投資先など

それこそ次元が違ってくるはずです。

 

それなのになぜ

堂々と参加してるの??

なんか役立っているの??

 

と疑問が尽きませんでした。

 

 

そんな前提が私の中にあるため

上司が上記のように切り出してきたとき

どんなくだらない話が始まるのだろうか

意気消沈しながら聞いていました。

 

 上司は続けます。

 

「他の会社の若手社員たち、みんな20歳台中盤くらいだった。

別の来客があった瞬間に素早く立ち上がり

接客しにいったんだ。

俺は即座に反応できず何も動けないでいた」

 

「そんな時、隣にいた年配の社長に

『お前、フットワーク遅いな』

とお叱りの言葉を受けたんだ…」

 

…いよいよなんの話やねんという感じですが

まだ続きます。

 

「その時俺は思った。

反応速度の速さでは若手に勝てるわけがない。

かといって

もしも俺が他の会社に転職したとしたら

異業種を一から学びやっていくことは難しい。

従って

転職で成功する自信はない。

だから

俺はこの会社で一生働くことを

改めて思った。

40過ぎて異業種で結果を出すなど不可能に近い。」

 

 

な、

なんだ

この宣言は…。

 

 

まあ

 

大方

常に仕事にやる気が見られない

(定時出社定時退勤に命をかけるなど)

私に対する注意喚起なのでしょう。

 

要約すると

「お前が今のままだったら死ぬぞ。俺ですら異業種は無理なのに。」

 

ということなのです。

 

なんと情けない上司なのでしょうか…。

 

なんで異業種に飛び込んだら終了

みたいな感じなの…。

 

県ナンバーワンの座に就いたのに

異業種でも役立つスキルは身につかなかったのかよ…。

 

 

ていうか

何のために

社長連中の集まりに参加しているの…?

 

 

もはや

疑問と不信過ぎてわけが分かりませんでした。

 

 

 

 

上司にとって

〇〇会の社長たちの思考はある意味

オーバーテクノロジー

です。

 

 

先を行き過ぎて

理解不能な思考なのです。

 

 

それを

なんとか強引に

自分なりに解釈して

その会に参加しているのだと思いますが

曲解もいいところでしょう。

 

 

私は思います。

 

人の上に立つ立場にいる上司は

固定された観念を捨て去る必要があるのではないか

と。

 

この上司は

あまりに固定観念が強すぎる。

 

もっと

様々な角度からの意見を

真正面から受け止める姿勢が必要なのではないか?

 

ましてや

 

子どもと接する職業(塾)。

 

「俺が成功例だぜー」

なんて言われたらたまったもんではありません。

 

一つの会社でしか役立たないスキルしか

身につかなかった

そして

一つの会社にしか

しがみつかないと

人生詰むような人物の

何が成功なのでしょうか…。

 

 

もっと自由に広く発想したほうが絶対イイ!

 

 

これが

「仕事は忍耐の代償により賃金を得る手段」

と考える人の限界なのだと

私は思います。

 

これからは

忍耐の必要がなくなってくると思います。

 

忍耐が必要な仕事は

AIに取って代わられるからです。

 

 

この仕事が

好きで好きでしょうがない

オフなどいらない

楽しい仕事しかしない
それを極める!

 

 

これからは

そんな人材しか生き残れないのではないか?

 

そう思います。

 

間違っても

嫌なことに耐えるのが得意なだけの人は淘汰

されます。

 

 

 

前の会社にはいろいろ

恨みつらみがありますが

でも

一つ一つの事は

今思えばすべて勉強(反面教師だけどね…)になりました。

 

人間的に腐ってる奴はあんまりいない

 

そういう認識でしたが

退職後は

その認識が誤りであることが発覚し

 

腐敗人間は意外と多かったんだな

ということに気づけたのも

収穫でした(SNSでからんでくる奴もいるしよー)。

 

一つの組織にいると

良くも悪くも

洗脳される部分が多々出てきます。

 

そういったことに

上司には気づいてもらい

子どもたちに接していってほしいなー

なんて思います。

 

ちなみに

その上司と後々怒鳴り合いをしたときに思いましたが

 

芯から自分を舐められたことなかったんだろうなー

 

 

なんというか

いろいろな庇護のもとに

成り立つ会社員人生なんだろうなー

 

と思わざるを得ませんでした。

 

全ては勉強。

そう思えることが

幸せにつながるのではないか。

 

強く思ったことを最後に述べ

 

自分もそうあるべく

精進していくことを誓い

今日は筆を置きます。