晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

【太陽光発電】美人営業ウーマンにデレデレした話【導入しますか?】

 

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先日我が家に

突然の来客があり妻が対応していると
私を呼ぶ声が。

 

どうやら妻には難解な内容のようで
私に聞いてほしいとのこと。

 

私は玄関先に立つ訪問者を見る。

私と同年代と思しきその女性は

何よりも美しかった。


私の心は瞬間に踊り
それを表に出さぬよう必死にその場を取り繕った。

 

その女性の名前は「小春」さんという。
苗字はもう忘れた。

 

なんと美しい名前だろう。

 

私はもはや彼女の話の内容など
全く頭に入っておらず

 

どうやってもう一度会えるか
考えを巡らせていた。

 

ちなみに妻はすでに居間へ引っ込んでいる。


「月々の電気代がなくなったらオトクだと思いませんか?
太陽光パネルの設置実績をこの地区で作るため
回っています。この機会にいかがでしょうか?」

 

ほうほう。

 

実績ということは無料なのか?
モニターみたいなものか?

 

太陽光パネルの営業なんぞ受けたことがないため
よく分からない。


私はたどたどしい質問を小春さんに投げかけるが彼女は

「キャンペーンがいつ終了するかが読めないので今がチャンスです。」

こう畳みかけてくる。

 

私は太陽光パネルが無料でついてくるならいい話じゃないか

と考え話に乗っていった。

 

いや
本当は太陽光パネルでも水車でもなんでもいいはずだ。

 

小春さんとの会話を長引かせる
これが最大の目的なのだから。

 

最後に彼女は

「今日はご挨拶だけで、後日改めて詳しいご説明をさせていただきたいのですG…」


私は食い気味に「いつにしましょう!」などと張り切って返答をしてしまった。

 

 

3日後だ。

小春さんとの再会は3日後に果たせることとなった。


胸の鼓動が高まったまま休まらない。

こんな感情は久しぶりだ。

 

妻に悟られまいと努めて冷静を装い
「3日後に詳しい説明しに来るって。すげーオトクらしいから」

と事後報告を完了した。






3日後。


妻は子どもたちと用事があるため出かけて行った。

チャンス!! チャンス!!! チャンス!!!!

ルンルンで小春さんを待ち構えていると


ピーンポーン…

来た!

私は勢いよく玄関ドアを開けた。

 

 

 

 

知らんおばはんが一人

気合入れて立っていましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 


完     ~ そして伝説へ… 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一応ではあるが

蛇足でその後の顛末も記載しよう。

 

私はおばはんを見た瞬間、現実逃避からか

 

小春さん、3日でこんなに太れるものなのかしら


などと思考していたが改めて名刺を渡され
全く違う名前だったところで現実に引き戻される。


仕方なしに部屋に上げ
話を聞くことに。

 

おばはんと二人きりで我が家。

 

罰ゲームとはこのことをさすのであろうか。

 

長々と話を展開していたが
要約すると

太陽光パネル設置にはローンを組む必要がある(20年)


・値段は工事費込みで大体350万円くらい(これは私が質問しなければ一番最後になっていたであろう)


・通常価格は400万円くらい


・発電によって電力が賄え、かつ売電できるためローン代合わせてもトントン以上で少し手に残る
(発電量は日照時間次第と博打要素あり。ちなみに秋田県は日照時間最下位よろしく)

 

 

………誰が乗るんだこんなハイリスクローリターンに!

学資保険以下ではないか!

 

私であれば350万円の元手があれば
20年で少なくとも800万円以上にする自信がある。
(単にインデックス投資をして一回も下ろさないようにするだけだけれども。)


私は一応「検討します」と伝え
おばちゃんは帰っていった。

 

それからかなりの日数が経つが

その後、おばちゃんからのクロージングは無かった
おそらく座布団を出さなかったからだと思う。


帰るときしこたましびれ足を引きづっていたから間違いない。


ちなみに
蓄電器は20~30万とのことで
この冬こっぴどく爆弾低気圧による停電にやられた(10万円超の損害発生)立場からすると
魅力的だなと思う

そもそもこの前のような長時間停電など震災の時以来。

まして暴風雪による24時間以上の停電など生まれてこの方記憶にない。
この先発生する可能性は少ないだろう。


よって蓄電器も必要なし。

 

 

以上

私の恋が一瞬で終了し
かつ
太陽光発電はうまみがないことを学んだ

というお話でした。

 


おしまい