晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

古巣の会社の役員が降格していた

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古巣(塾)のホームページを見てみると

 

社長が変わっており

また、

役員だった人が左遷されていることが分かり

 

サラリーマンって大変なんだなー

 

って改めて感じました。

 

 

この会社は

社長が創業者のワンマン会社です。

 

会長に退いたとはいえ

実質権限は持ったままでしょう。

(以前、同じく会長に就任し、社長に戻った実績あり)

 

 

 

元役員の人は

左遷されて一つの県の責任者に降格させられていました。

 

私が入社した当時、

この人は東北地方全部の長でした。

 

それから年数を経て

本社の中枢を担うに至ります。

 

 

会社の業績は芳しくなく

私の在職時から

「Oさんは危ないらしい(クビかも)」

という噂が流れており

まあクビではなかったものの

数段飛びでの降格となったようです。

 

この元役員のOさん

 

私が入社したその年に

秋田県に視察に来て

いろいろな話をしてくれました。

 

教育に熱い、

上に行く人の典型だなと尊敬していました。

 

彼が秋田から本社に帰る日

私は保護者面談中だったため

私のPCに付せんでメッセージを残していきました。

 

「秋田の事をよろしく頼みます」

 

 

その付せんは今でも2007年の手帳に保存されています。

(肝心のその手帳を見つけるのにたぶん一日かかるが)

 

 

この会社では

数年前から

webでの全国会議を月に一度開催するようになりました。

 

全社員参加のダルいやつです。

 

そこではOさんが司会として

全国をつないでいました。

 

その会議では

会社の方針

売上アップ事例

客単価アップ事例

など

営業数値に関することがメインの

クソ会議でした。

 

夏期講習や冬期講習の時期になると

参加率ワースト3

の教室の発表があったりと

モチベーションの「モ」の字も出ない

無駄な内容です。

 

せっかく全国を結んで

全教室の責任者がそろっているのだから

 

例えば

成績アップした事例

なんかを共有すればいいじゃない!

あとは

保護者にこんなことが喜ばれたので

みんなもやってみれば?

などの情報提供。

 

こんな

「発展するためにはどうするか?」

に時間を使うべきと常々私は思っていました。

 

間違っても

「数値を達成しない奴は非国民」

という会議であってはならない(んなことしても何も変わらない)。

今でもそう思います。

 

ショックだったのが

肝心のOさんが

数値の事しか言わなくなってしまったことです。

 

あんなに教育に熱かった人物が

 

教育の熱を失い

社長の顔色をうかがう数値マニアに

変貌してしまったのです。

 

そうじゃねーだろって。

 

 

数値を上げるには

社員一人一人の心を盛り上げることなんじゃねーのか??

 

言葉は悪いかもだが

 

人をその気にさせる

 

これが上に立つ者の仕事なのではないのか?

 

そんな風に私は思います。

 

いつの間にか教育の熱を失い

数値を気にする小さい人間になってしまった。

 

その結果が

今回の降格人事だったのだと思います。

 

やはりOさんには現場が合っているのかもしれません。

 

 

活き活きとした顔で仕事をしているであろう

Oさんを想像し

今日は筆を置きます。

 

 

適材適所。

「人は無能になるところまで昇進する」とはよく言ったものでR。