晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

ゴールド免許になるコツ→「捕まえられるもんなら、捕まえてみやがれ!!」

 

ゴールド免許を更新し続けているこの私が、そのコツを伝授したいと思う。

もちろん、私はペーパードライバーではなく、毎日欠かさず運転している生粋の地方ドライバーだ。車がなかったら生活が成り立たない限界県の住民として、車のヘビーユーザーである。

 

では参ろう。

 

 

 

1.桜吹雪


唐突だが、時代劇「遠山の金さん」では、乱闘シーンが始まるときに金さん(町人時)が
「この桜吹雪、散らせるもんなら散らしてみやがれ!!」と啖呵を切り、闘いが始まる。


ちなみに、1988年~1998年の松方弘樹バージョンでは「散らせるもんなら、散らしてみな」と少しセリフのテイストを変えてきている。


私は松方弘樹の金さん世代である。しかし、大学時代はその有り余る時間をフル活用し、ケーブルテレビにて杉良太郎版(1975年~1979年)もほぼほぼ制覇している。
好きなのは杉良太郎バージョンだ。松方バージョンも嫌いなわけではない。

とにかく、この「やれるもんならやってみやがれ」感が私たちに非常に爽快感を湧出させてくれる。
そんな素晴らしい時代劇である。


2.なぜ交通ルールを遵守するのか?


私たちはなぜ交通ルールを遵守(じゅんしゅ)するのか?
それはひとえに「危険の芽をつむため」だ。
歩行者(人間)、四輪車、二輪車が入り乱れる現代の道路事情は「事故を起こしてくれ」と言わんばかりにさまざまな危険をまき散らしている。


人は交通ルールを守るものだ、という性善説にのっとり、現代の交通は成立している。


そう。
一人でも交通ルールを守らない者が出てくるのなら、危険の芽は摘み取ることができない。
しかも人間は周囲に流される生き物で、一人ルールを破るものが出てくると、残念なことに模倣犯が出現し始める。

国民全員が間違いなく交通ルールを遵守する。
危険の芽を摘み取るには、違反は許されないのだ。


3.私たちは油断する生物である


とはいえ、私たち全員が、いついかなる時も「聖人君子」のごとき心持ちを保持し続けることにも限界がある。
時には「ちょっとくらいいいでしょ」と横断歩道のない箇所を渡ってしまったりする。
それが「死への階段を三段跳びで駆け上がる」ほどの愚行であることも意識せずに。

そのたった一度の油断が日常を崩壊させうる。
油断したが危険を生み出さなかったぜ、という錯覚がさらに次の油断を誘い、
結局死を迎えるまで油断をし続けることになる。
油断が過ちだったと死を迎えた後で気づく。

そう。
私たちは心持に油断を生じやすい生物であることを知る必要がある。
みなさーん。私たちホモサピエンスは、油断する種族なのですよー!

 

4.捕まえられるもんなら、捕まえてみやがれ!!


だから、免許取り立ての頃はあんなに社内外のミラー類を駆使して安全を過度なほど確認していたものが
免許取得後一年もたってくると、確認の度合いは格段に落ちてくる。
「これまで死んでいない(生存することができた)」という自信から来る油断だ。

そんなときである、私が提唱したいのは。
そう。
「捕まえられるもんなら、捕まえてみやがれ!!」である。
誰に対して発するのか?もちろん国家権力だ。当然、街中を走り回る珍走団のようなふるまいをするわけではない。
交通ルールを遵守するのだ。油断しそうになったら、一時停止義務箇所でピタッととまり、そのまま静止しながら1秒後に


「(国家権力よ!見たか!この文句のつけようのない一時停止を!!貴様ら!!)捕まえられるもんなら捕まえてみろやー!!」


と叫ぶのである。叫ぶのは心の中をおススメする。

そう。
国家権力は常に私たちのチマチマした違反を求めているのだ。
私たちの免許点数と、反則金をハイエナのように狙っているのだ。
私たちはそれに屈しない。
それに屈せず、文句のつけようのないルール遵守を炸裂させるのみである。

横断者がいたら止まる。一時停止箇所では止まる。制限速度は守る。スマホなど間違ってもいじらない。シートベルトは普通に締める。チャイルドシートに子供を座らせる。
忙しい日々において、ついつい油断しそうになる時、私たちはこう叫ぶのである。

「(捕まえようのないほどの交通ルール遵守ぞ!!)捕まえられるもんなら、捕まえてみやがれー!!」

そう。
違反していないからには捕まえようがないのだ。
国家権力は歯ぎしりをしながらも私たちを見逃さざるを得ない(違反していないのだから『逃す』ではないのだが!)。


5.それでもダメならさだまさしの「償い」歌え


とはいえ、それでもまだ油断の余地がある御仁に対しては、残る対処はただ一つ。
さだまさしの「償い」を1億万回歌うことだ。この曲は私の十八番でもある。

月末になるとゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに
必ず横町の角にある郵便局へととび込んでゆくのだった

である。歌いてー。

ゆうちゃんはなぜ真っ先に郵便局に向かうのか?

皆さんもぜひ、この歌を聴いてほしい。

交通犯罪の闇と、人の心の機微が見事に表現されている曲だ。
油断しそうになったら、この歌を力いっぱい精一杯、歌うのみだ。


なんだかもらい泣きの涙がとまらなくて
とまらなくてとまらなくてとまらなくて

である。


6.まとめ


交通ルールをしっかり守り、ゴールド免許を獲得しよう!というお話をお送りした。
私は来月免許更新。無事にゴールドだ(本日時点は…)。
私も油断なきよう、捕まえられるもんなら、捕まえてみやがれ!!を今後も貫いていきたい。

いやね、んなこと思わなくたって、普通に守れや。

である。

 


皆さんに幸あれ。