晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

代車でブイブイ言わせた42歳冬。の夜。

車検のため愛車フィットをディーラーに預けた。

 

担当スタッフは私の実弟

弟から「代車は俺の車(NBOX)か軽トラ(MT)どっちがいい?」

と聞かれ秒速で「軽トラ(5速MT)でオナシャス!」と返す。

数時間後に自宅に軽トラ(5速MT)が届いた。

 

 

 

まごうかたなきホンダ アクティ。

ところどころボディに浮かぶ錆びが現役であることを逆に物語っているように感じる。

密かな疑問なのだが、ディーラーで軽トラって何に使うん??

 

おそらく2,3日はこのアクティとともに過ごすことになろう。

それにしてもMT…。

 

マニュアル車である。

 

 

デザイン性・居住性皆無と言っても差し支えないほどのムダなきインテリア。運転・運搬のためだけに存在する車両である。

 

マニュアルのシフトノブを操るのは何年ぶりだろうか?

エンストせずに無事に運転できるだろうか?

不安が胸をよぎるが、やるしかない。

同時に、久しぶりのマニュアル車の運転に心ときめく自分もいる。

楽しみだ。不安2:ときめき8だ。今日が私のメモリアル。

 

別に所用があったわけでもないのに夜に軽トラ(5速MT)で出かけてみた。

マニュアル車の最初の関門は「発進」だ。クラッチペダルとアクセルペダルの調整が難しい。

クラッチペダルを早く戻し過ぎるとエンストするし、アクセルペダルを踏みこみすぎるとブオーン!となる。

 

しかしそこは昔取った杵柄。左足と右足の感覚と、ギアのつながり方をシートに座るオケツで感じながら無事に発進成功!

 

そういえば昔、一年ほどマニュアルのマーチを所有・運転していた。

その時期は日産ディーラーで働いていた。仕事で毎日のようにマニュアル車を運転していた。ショールーム担当でもあり、試乗車のフェアレディZも毎日のように動かしていた。

客に呼び出され、整備を頼まれた車を自分で運転し、社に持ち帰ることも日常チャ飯事だった。私はマニュアル車をいつもガンガンに運転していたのだ。そういった実力があるのだ。実力って。

 

 

とうとう軽トラ(5速MT)で公道に踊り出た。

1速から2速、2速から3速、3艘でもヨットとシフトノブをガコンガコンと動かす。

非常に気持ちがいい。自分で車を操っている実感がある。

信号で止まるたび、発進の際にムダにアクセルを踏み込み、素早くシフトチェンジしてみる。気分はゼロヨンだ(実際にはMax60㎞ほどしか出ておりません)。

 

時速60㎞でも、軽トラなら体感スピード時速100㎞(大げさ)!

 

 

一通り走り終えて帰宅。

しかし、最後の難関が待ち構えているとはつゆも思わず。

そう。

バックで車庫入れがムズすぎる!!

バックだとなぜかアクセルオンしすぎてフォンフォンなる!!

それを気にしてアクセル緩めると今度はカルンカルンってなる!

 

ムズ!!

 

なるほど。この車庫入れに慣れるまでは、マニュアル車運転完全復活とはいかないのだな。あと2,3日中にバックも思い出そう。

 

新たな目標ができると人間、張り切れるものだ。

たまにはマニュアル車もいいな。

予想通りだ。

おそらくこれが一か月続くと死にそうなほど飽きるのだろうが…。

 

 

季節は初冬。この季節でよかったと思ったのが車の窓だ。

そうです。

 

手でクルクル回すやつだったのだ!

夏だったらヤバかった。

助手席までクルクルやってたらとてもじゃないが精神の正気を保ち続ける自信はない。

 

窓を開ける必要のない季節で本当に良かったと思った。

あとイマドキリモコンキーじゃないのはどうかと思った。

これぞ軽トラ!と思うことにしたし、思うほかない。

 

やべ。一日しかたっていないのにもう愛車ロスが激しい。

早くフィットよ、戻ってこーい!!

 

失って初めて分かることって多いですよね。

皆さんも何気ない日常を大切になさってください。

 

 

 

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