先日イオンモールにて長女と徘徊していたところ、おしゃれ石鹸屋(?)の店先に置いてある石鹸に長女が反応した。
固めのゼリー状の石鹸で、実際に触ることも可能な展示品だった。
すると女性店員がやってきて長女に「手を洗ってみる?」と勧めてきた。
長女はやってみる、と言い実際にその石鹸を手にこすりつけ、水を含ませ横にある銀色のボールで手洗いを体験した。これって石鹸だったのか、とその時初めて私は気づいた。ヤバ。
大きめのボールに張られた水は、体験ごとに替える用だ。結構めんどくさそうだな。慣れればどうってことないのかな?
などと考えながら、私は「こりゃ買わねばならぬ流れだな…」などと困惑していた。
ただ、長女が気に入っていることと、実際にその石鹸の香りがよいこと、そして1500円ほどとそこまで高額でもないことも相まって、まあ買ってもいいかな、と思った。
女性店員は深追いせず、「中にもいろいろあるのでゆっくり見てください。」と私たちに伝え、去っていった。
で、ほどなくして次女も乱入し、別のゼリー状石鹸を触りながら「これほしい」と要求。むむぅ…、3,000円の出費か…などと算用していると長女が店の奥に行きはじめ、別の商品を手に取りこれがいいといい始めたが値札を見ると6000円の数値が!これは死んでしまうと長女に伝え、このゼリー状エリアから選択するように促した。
あーでもないこーでもないと迷い、二人の娘はそれぞれ1個ずつ選び、購入した。
今回の接客で感じたのは、長女が子供とはいえ、女性店員が長女に向かって手洗い体験を勧め、実行したことだ。
ここが勝因、つまり私が実際に購入したことの最大の理由だったといってもいい。
もしかすると学生アルバイトかもだが、営業スキルの学習をさせてもらった。大変有意義な時間であった(ちんたら選んでいる時間を除く)。
次女が店頭で「この石鹸、ばーちゃんちのトイレのにおい」との発言に私は間を置かずに「ばーちゃんちのトイレを高級にした感じだな!」とフォロー(?)を入れたスキルは評価していただきたい。

会計時にこんな応募券をもらった。

1,000円ごとに1枚もらえ、これをQRコードより応募すると1000名に商品券10,000円分が当たるというやつだ。
4枚コースだと100名に70,000円分が当たる。
さらに、子供のいる世帯に関しては、当選したらさらに追加で図書カードも当たるという。
脳死でQRコードを読み込み、応募しようとした。
最後の方に子らの詳細な情報を記入する画面となった。
ここではたと正気に返った。
よくよく見ると、このキャンペーンにはBenesseが関わっている。
あっぶねー!
このまま応募したら、またあの鬼のようなDMが届きまくるところであった。
DMは捨てたらいいじゃない、と思うかもしれないが、ここのDMはでかく分厚い。
それだけでゴミ袋を圧迫する。入れ方が悪ければ袋が破れる。
値下げしたとて、おいそれと追加できるほど浪費できるほど私の心は広くない。
要するに、これはBenesseのリストマーケティングの一環なのだ。
Claudeを使い、推論してもらったが、1件のリストを獲得するのに100円から200円とのこと。
かなり割のいいリスト獲得方法だと感じた。
Benesseはリストマーケティングの覇者なので、こういった地道な、しかし数千万円の費用をかけてのリスト獲得はお手の物だ。
私も脳死で応募しようとしたように、ほかにも多くの人々が自子の情報をBenesseに差し出すことだろう。
全国のイオンモールで、1,000円会計ごとに渡される応募券。
合計何万枚になるだろう。
Claudeの見立てでは当選確率は、高く見積もって0.7%ほど。
50万口の応募があれば、1件のリスト獲得費用は100円から200円となる。
要は、リスト獲得費用は安いと私は見る。
DMの送りつけは思った以上に打ち上げにつながる。
私も前職時代、困ったらDMはがきの送付をリスト客に送り付けていた。
このリストはイベントや過去に顧客だった人々なので、リピート率が極めて高い。
今回のキャンペーンも、応募に
QRコード読み込み→フォーム入力
という手間がかかる。この手間を惜しまずに応募するリテラシーのある客を相手にするということ。
Benesseの商品購入には当然、WEBでの申し込みが必要だ。
応募しない層は面倒くさがりか、少しの手間を惜しむ意識低い系か、私のような個人情報提供に拒否反応を示す層だろう。
というわけでまとめると、
石鹸、結構いいよ、ということと、Benesseへの個人情報提供はしねー、
ということである。
…今日は以上です。