1~2年ほど前、SNSのショート動画でとある町中華がピックアップされていた。
先代を継いで若い娘さんが店主。
その若い女性店主がラーメンの麺を湯切りする様子が流れていた。
テボ(深型の湯切り用のザル)を床に向けていた(切った湯は床にまき散らし)のはまあ普通のこととして、
驚いたのはテボの位置がその女性店主のひざ下まで振り下ろされていたのだ!
渡辺俊介真っ青の地面スレスレ投法(?)である。
元町中華アルバイト店員の私としては「まあありえない」光景にその目を疑った。
切った湯が床に跳ね返りテボにあたる可能性のあるほどの床スレスレだった。汚すぎるやろ!
と同時に、これは女性特有の現象だな、とも感じた。
切った湯が自分に一滴でもかからぬよう、やけどや汚れ防止のための処置でもあるのだろう。
女性と男性では自らの体に対する防御反応は全く違う。
女性は母体となる性質を持つため、瞬間に身構えたりよけたりする動作が多くなる。
一方、男性はそういったことには女性に比して無頓着だ。母体となる性質を秘めないからだ。
こういった事情を考慮すれば、この女性店主のサブマリン湯切りはごく自然な帰結と捉えられる。
しかし、私はこの町中華では絶対に食事しない。汚いもの…。
このサブマリン湯切り動画を平気で流す神経が知れない。
※この町中華のアカウントではなく、全国の町中華を紹介するアカウントの動画だった。
この女性店主本人も、その動画を公開した主もまさかサブマリン湯切りが炎上することになるとは思わなかったのだろう(そう。プチ炎上したの…)。
その感覚がすでにズレているのだ。
他の部分でも非衛生的な箇所が確実に存在する。私は断言する。おそらくトイレも不衛生だろうと予想する。
まだその店は存在しているようだがそのあたりの衛生観念が改善されない限り、
時間の問題なのではと私は思う。
(町中華に清潔さを第一に求める客は少ないとは思うが、衛生観念の低さなどの『客層との発想のズレ』が次第に提供する商品の内容や質に影響し、客足に反映されると私は思っている。)
永く流行るラーメン屋に共通する事項として
「調理台をこまめにふく」
ことが挙げられる。
ラーメンを作り、どんぶりが客まで運ばれて調理台が空いたそばから布巾で吹き上げる。
なんなら、布巾もしょっちゅう流しで洗う。
どんなに忙しくても呼吸するようにやる。
これができている飲食店を利用したいものだ。
ぜひ今度ラーメン屋に行ったらその点に注目してほしい。
調理台をこまめに拭かないラーメン屋は地雷である。
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有名なチャーハンづくりの達人の調理動画もよくで流れてくる。
いつ見ても、手際が良く気持ちのいい鍋さばきっぷりだ。
しかし、最初に投入する大量の油と、調理過程でまき散らされる水戸泉の右手に盛られるほどの分量の(?)調味料を見せられるとちょっと食べる気がしない。
あれだけの油と調味料を、業務用火力のガス火と業務用中華鍋を使ったチャーハンは、達人じゃなくても、仮に私が作っても美味しいのだ。その美味しさを、病魔にむしばまれることを担保に堪能するのだ。いやだー。
根本的には、やはり外食は避けたいと思う私であった。
今日は以上です。