晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

無理して金払って塾に通わなくてもいいのにとは絶対言えないけど

最近、勤めている塾では保護者面談が行われています。

行われていますっていうか自分が全保護者の方と面談するんですけど。

超大変です(愚痴)。

 

そこで、この時期の高校1年生の保護者の方から複数、

以下のお悩み相談をいただきます。

そろそろ学校で進路希望調査があるのだけれども、全く決まっていないことが心配

 

というものです。

 

結論から言うと、

別に決まっていなくてもいいじゃん

となります。

 

もっと言葉は選びますけれども、

こういったアドバイス(?)をしています。

 

まあ、

高校の先生は

「早く志望校を決めなさい」

なんて急かしますけれども、

たかが16歳の少年少女が世の中にさまざまある職業を見据えて大学、しかも学部学科まで決めることなどできません。

 

決まっているのは、大抵、大学に通わないと就けない職種を希望する生徒です。

医歯薬学・保健関係、工学・理学系など。

 

こういった大学に行かないと学べないし資格も取れない場合もあるしぃ

なんていう職業に就きたいと決まっている人は別として、

その他大多数の高校1年生は将来のことを考えられていません。

 

なんせ、今ある職業が、彼らが大学卒業する7年後に残っているかどうかも分からない時代です。

(有人レジなんか7年後に存在するのだろうか??)

そんな中で無理やりにでも進路をイメージしろ!という強制は正しいことなのでしょうか?

 

というわけで、

保護者の方々には

「別に決まっていなくてもいいじゃん」

とマイルドにお伝えしています。

 

また、もう一歩踏み込んだ意見として、

「とりあえず総合大学に行くテイにしとくのもよろしいかと」

なんてことも言います。

 

とりあえずということで選んだ大学学部に行ったとして、

途中で飽きてしまった場合、

総合大学だとあわよくば転科、

最悪でも大学付属の図書館での自学

が可能となるからです。

 

まあ、これも別にやる気にさえなれば

大学付属の図書館に頼ならくてもいいのかもしれませんがね。

 

 

さらにもっと言えば、

大学っていうか学歴ってこれからの時代必要なの?

っていう問題も出てきます。

 

たぶん今後は学歴がいらなくなります。

 

日本では終身雇用制度の終わりが始まっています。

超大企業でも、

数々の高学歴おじさんがバンバンリストラされ始めています。

 

なので、大きい声では言えませんが本音として私は

無理して金払って塾に通わなくてもいいのに

なんて思ってしまっています。

この会社にいる限り、言えませんけども。

 

高校生に必要なのは、

勉強、部活、友人関係の構築、そして、もっと大切なのは

世の中のニーズをつかむ練習をすること

なのではないかと私は今、考えています。

 

だから、部活や勉強にかまけている時間などもったいなく感じます。

完全に私見ですのであしからず。

 

バカッターを発信する人は、完全に世の中のニーズと反対のものをつかんでしまっていますね。

そういったことも勉強し、ネットで有益な情報を発信する練習をするのがよいかと考えます。

そして、あわよくば自分の力でお金を稼ぐ!

 

こういったたくましい自立する力を身に着ける3年間にしてほしいな、と思います。

 

まあ、こんなこと塾の保護者面談で言えるはずもないのですけれども・・・・・。

とりあえず、塾はオワコン化してきているので、

もうそろそろで潮時かと考えています。

 

大学は、

もはや人生の「保険」

でしかなくなってきています。

 

自分の人生、やりたいことをやり、

そして国が、社会が自分を守ってくれない(年金ももうもらえないでしょう)

とすれば、

自分で自分を守るというか成長させるというか、

そういう方向に考えをシフトしていった方が絶対いいです。

 

終身雇用で守られた世代からすると意味不明の戯言となってしまいますが、

時代は変わりました。

もんのすごい変わりました。

 

生き方も変わります。

退職金なんかもほとんどもらえませんよ。

 

どうするんでしょう。

よぼよぼになっても働いて車を運転して

周囲から

「運転すんな」

なんてののしられなければならないのでしょうか。

 

とにかく、自分で生きる力の獲得をメインで考える。

 

というわけで、

無理して金払って塾に通わなくてもいいのに話でした。

 

今日もお読みいただきありがとうございます!