昨日は休日出勤で、
塾のテストを運営していました。
朝8:00前から夜の10:00まで、ざっと14時間以上の労働でした。
サービス残業なので、手当などは一切つかず、無給での奉仕となります。涙。
こういった
誰かの労働時間過多という犠牲の上にしか成り立たないイベントに存在価値があるのかどうか、甚だ疑問に感じます。
なんというか、マンパワー頼みというか。
冷静に考えてみれば、
危ういと思います。いろいろ。
誰かひとりがアクシデントで出勤できなくなったらアウトというシステムは
変えるべきだと思いまーす。会社よ。
さて、この休日出勤中に考えたことがありました。
それは
「昔は必要だったけど、今はいらない技術って結構あるなあ」
ということです。
・レジ打ち(バーコードでピッの前の時代)
・写真の現像
・田植え(人力での)
など。
で、
うちの塾のテスト運営でも、
過去の技術となってしまったものがあります。
それは
採点業務です。
数年前までは、
テストが終わった後で必ずスタッフが採点作業を行っていました。
時間がかかりにかかり、本当に大変でした。
テスト前日は通常業務(~22:00)があり、翌日は朝から出社です。
前日の疲れが残ったまま、みんな運営しています。
あの寝不足、疲労困憊状態で採点してもミスが出まくるだけだと思うのですが、
当時は普通にやっていました。
これもスタッフの業務負担という犠牲の上に成り立っています。
また、採点作業はデジタルペンを使用していました。
このデジタルペンにもクセというか、正しい使い方というものがあり、
それを必死で覚えたものでした。
(マルは時計回りに真円を描く、など方向の指定があったり)
この採点作業にかかわる一連のスキルは、
今はもう必要なくなりました(外部委託したため)。
言葉を選ばずに言えば、そのスキルは今や「無駄」です。
テストの採点に気合を入れて臨んだり、
間違えたらどうしよう・・・・・なんて心配したり、
採点方法マニュアルを読み込んだり、実際うまくいって喜んだり。
そういったことが全部、「兵どもが夢のあと」って感じです。
非常に寂しい限りです。
なんて感傷に一瞬浸りながら、
ふと我に返り、
その感傷が恐怖へと変わっていきました。
「今就いている仕事も、そのうちなくなるんじゃないか??」
という恐怖へ。
それは
「無職になってしまう」
というものではなく、
「意味のないことに限りある人生を削り取られている」
という感じのものです。
このままではいけません。
何とかしなければ!
これからの時代を生き抜く力を身につけたい。
このまま会社に居続けることがよいのかどうかも含めて考えます。
塾ってなくならないのかな?
なくならないにしても、業界規模は縮小になるよなー。
子どもの奪い合いだよなー。
よし、未来は暗いぞ。
動き出さないとな!
なんて、ここ一日くらいは考えています。
消えゆく仕事に従事しないよう、
いろいろ考えて動きます!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。