晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

中心地域の塾業界が一人勝ち状態から群雄割拠になっちゃう予感

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前に勤めていた塾の支店が市内の中心部にあります。

 

小さい支店なのですが

 

その地域にある

さまざまな塾の中で

 

一人勝ち

 

のすごい支店です。

 

何が一人勝ちかというと

 

全部

 

です。

 

生徒数も

合格実績も

口コミの数(良いものしか聞かない)も。

 

この地区では人気・生徒ともに総取りです。

 

 

学習塾、特に個別指導塾は

100%その教室長の能力により

塾の良し悪しが左右されます

 

私は大手学習塾否定派ですが

たまーに大手にも優秀なやる気のある社員がいて

そういう人物が教室長をやっている教室は

当たり

です。

 

でもそれを一般人が入塾前に察知するのは困難で

結局

口コミに頼るしかないので

あまり一般の人からすれば関係ない情報ではあります。

 

 

さて

 

その地域ナンバーワンである支店の

教室長は

若い男性です。

20代の青年が務めます。

 

 

数年前にこの支店開業以来

一瞬のうちに地域ナンバーワン

そして

全国に数百とあるこの会社の支店の中でトップの成績をたたき出す

(客単価とか塾生増加率とかね)

偉業を達成。

その後も全国トップを常にキープ!

 

正直

40代の私ではありますが

この青年教室長には

逆立ちしてもかないません。

 

かように優秀な人材であるこの青年は

私が一年前にこの会社を退職した瞬間、

 

私がいたポストに就任しました。

大規模本店の教室長です。

 

しかも

 

その偉業を達成した小規模支店の教室長兼務という荒業!

 

いやいや

 

無理だから!

 

私は何度も思い

辞める前に上司に進言しましたが

上司は耳を貸しませんでした。

 

私のポストは

大規模本店だけあって

人間がこなせる分量を楽勝で超えるほどの業務量が

毎日のように常に山積しています。

 

他の支店との兼務で結果を出すことなど無理!

よしんば

結果を出せたとしてもおそらくは健康面の被害との引き換えになるでしょう。

 

やめとけって。

 

心よりそう思っていましたが

 

当の青年教室長はやる気あふれるガッツの好青年!

 

このポストを自ら好んで取りに行った感じであったのでした。

 

 

一年後の今

この会社のホームページをのぞいてみたら

小さい支店の方の教室長の名前が変わっているではありませんか!!

 

やはりな

 

さすがに二つの拠点の掛け持ちは無理だったのだろう。

まあ当たり前の結果です。

 

 

新しい教室長が問題なのです。

 

その教室長は

あまり能力のない社員なのです!

 

あまり能力がないっていうか

過去に別の教室の教室長をやっていて

ダメダメだったので教室長を下ろされた

という経験の持ち主です。

 

 

ホームページで教室長が変わった事実を見た瞬間

私はこう思いました。

 

かたくなに社員を増やしたくねーんだな元上司は

 

と。

 

社員を増やすと

他県への転勤の可能性が高まります。

 

でも

慢性的に社員不足

という状況を作っておくと

人の出入りは発生しません。

 

元上司はそのことに命を懸けていて

かつ

その優秀な好青年を一生自分のそばに置いておきたいという魂胆なのです。

 

ちなみに私はその犠牲(面倒ごとは全て私に押し付けることで人手不足を解消しようとしていた)になっていたので辞める前は上司から恨み言しか言われませんでした。ボケが。

 

話を戻し

 

 

アイツが教室長??????

 

 

よっぽど人が足りねーし

この好青年の限界がやってきてしまった

ということだな!!!!!

 

 

とまあ

こんな事情があり

この地区の塾界隈はまもなく

好青年の一強

ではなくなります

 

 

他の塾からしたら

今がチャンス!!

 

ここを逃すと一生うだつが上がらないぞ!!

 

頑張れよ

地域の塾たち!!

 

 

 

私が辞め

1年が経つというのに

やっていることはなんにも変わっていないな…。

 

なんの進展もない同じことをし続けなければならない

 

もしも会社を辞めていなければ

この状況が続いていたことになります。

 

それは計り知れない恐怖と私は感じます。

 

仮にも上司と呼ばれる人間がなんの成長も求めていない

こんな環境の下で過ごしていたら

部下たちの脳は委縮していってしまうのみでしょう。

 

怖すぎます。

 

もっと新しい価値を生み出すことに

頭を使いたい。

 

決して現状維持に固執することではない。

現状維持は脳の萎縮をまねき

やがて衰退していく。

 

改めてそう思います。

 

 

自分も衰退しないよう

常に新しいことに目を向け

その結果としてまずは収入に跳ね返らせられるよう

いろんな情報に目を通して考え、アウトプットしていきたいと思います。

 

 

追記:

最近、この小規模支店に甥っ子(受験生)が通塾していることが判明した。

年に数度行われる保護者面談に突然「保護者です」って行ってやろうかしら。

正直、各中学校の『実力テスト平均点』さえ分かれば

受験指導は楽勝なのでその情報だけ頂戴

って言いに行きたい。

ただし

私の話を甥っ子が素直に聞くかどうかは定かではない…。