晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

普段から考えていないとなんも思い付かず言えないし書けない

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「ホームページに載せる『教室長からのメッセージ』を

今日中にメールで提出するように」

 

ある日上司からそんなメールが届きました。

 

きょ、今日中って…。

 

 

私は

そういった指示を期限通りに守れない

もしくはギリギリになる

ということことが多かったのですが

どうしてなんでしょう?

 

他のみんなはサクッと片付けているのに

私だけいつも苦戦している…。

 

今考えてみると理由は二つあると考えています。

 

一つは

作業時間を取れない

 

二つ目は

教室長からのメッセージもなにも

この教室に対する思いなど何も持っちゃいない

 

ということが全てです。

 

 

作業時間を取れない

ということに関しては

周辺教室の教室長に比べかなりのハンデがあります。

 

こういった作業をするためには

早出か残業をするしかありません。

※残業・休日出勤代は微塵も出ないため絶対やりたくない

 

ただし

 

それも、言いたいことがあってこそです。

私はそこでつまづくため、

なかなかメッセージを書き終えることができないのです。

 

それもそのはず

私は定時出社・定時退勤をすることのみに

こだわっていたため

教室に通う生徒数が多くなればなるほど

自分の業務量が増大していきます。

 

だから

ホームページに掲載される教室長の

「真剣に授業に臨む生徒がたくさんいるので是非一度足を運んでください」

的なことは一ミリたりとも思ってもいないのです。

※ただし、既存の生徒は全員合格さすために力をいれる

 

当然、生徒数が増えなければ

(本社からせっつかれた)上司からどやされますが

そうなったらなったで努力するふりをしておけば

クビになることはありません。

※私は二度とご免ですが、世の会社員は、法によりおいそれとクビにならないように保護されているのは事実です

 

まあこんな感じで

ホームページという媒体を活用し

新規顧客を獲得する姿勢を私は持ち合わせていませんでした。

 

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ところで

 

塾時代は毎週金曜日に社員会議がありました。

 

始業の3時間前スタートです。

もちろん超過勤務分の手当は出ません。

 

週に一回、

普段の始業の3時間前に出勤するとなれば

皆さんはどう感じますか?

 

そんなん余裕だぜ

と思う人は、よい職場にお勤めなのだと思います。

そこでの職務を全力でまっとうすべきだと感じます。

 

私の場合は

この会議が死ぬほどイヤでした。

 

毎日毎日

始業に合わせて起床時間を合わせているのに

いつもの起床時間より3時間も早めなくてはならないなんて!!

きつすぎる!

 

そして

何よりも

この会議では

発言しないと戦犯扱いされる

という理不尽な空気が漂っています。

 

ほんと、一時期はみんなが私を叩くための会議になっていました。

 

私は心底苦痛でしたが、

今考えれば

会社として

この

収益をあげるに程遠いクソ無駄な時間を故意に生み出している

上司の責任はどうなん?

とも思います。

 

さて

なぜ私は会議で発言できなかったのでしょうか?

口下手だから?

場の空気が威圧的だから?

 

まあそれもあるでしょうが

根本は違います。

 

そうです。

根本は

何も考えていないから

です。

 

 

別に

「生徒数を増やすためにどうするか」

など全く考えていません。

 

だって

生徒が増えてほしくないのですから。

 

そんな状態で

会議にて強引に発言を求められても

なす術もありません。

ひと文字も浮かんできません。

 

今は明確にこう思います。

 

それの何が悪いの?

 

 

発言しなければ非国民だ!

お前がどうしたいのかが知りたいのに

何も考えていないとはどういうことだ!

 

 

…いやいや

何も考えたくない奴に、外からの圧力で

考える奴にさせる

ことなどできやしねーんだよ

(水辺に馬を連れていくことはできるが水を飲ませることはできない)

 

発言できない奴はその議題では永遠に発言できないんだから

放っておけ

 

そう言えば最近、

ヤフーニュースかなんかで

「オンライン会議だと発言しないヤツが出てくるのでその対策が必要」

みたいな記事が載っていましたが

まさしく愚の骨頂!

 

発言しないということは

その人にとって

それだけの価値しかその会議に見出せないから

無言なだけで

 

議題が変わればソイツの意識も変わるだろ。

 

なぜ盲目的に

会議の方向性は絶対に万人に対して正しい方向性にある

と断言できるのでしょうか?

 

 

発言しない者がいるということは

議題がショボいのかもしれない

 

このことに少しでも思い当たらないのでしょうか?

 

 

まあ

 

会議は常に正義である

 

こんな考えをしている団体は

徐々にすたれて言っていくのみでしょうから

そうなってから気づくのか気づかないのか…。

 

 

私の働いていた教室は個別指導塾でした。

ただ

非常に珍しいのですが

個別指導とはいえ

授業が始まる前に全生徒・講師の前で

教室長が話す

"ホームルーム"

という時間が4~5分ありました。

 

私の教室は大規模だったので

生徒・講師合わせると最大で50名ほどになっていました。

 

それを一日3~4回

毎日やっていました。

 

そのホームルームでは

・今日も頑張ろう

定期テスト期間が迫っているから授業の日以外も自習室でしっかりやること

・勉強がはかどらなければ姿勢を転換してみよ(間違ってもマンガなんか読むなよ)

など成績を上げること

に対するアドバイスをガンガンしていました

 

正直

「今日は話すことが何もねーなー」

などという日はありませんでした。

 

むしろ「何時間でも話し続けられる」

 

という状態で

心情的には

毎日4~5分では完全に足りませんでした。

 

むしろ

生徒が飽きちらかして最悪居眠りしてしまうため

なんとか短くしようと努力するくらいです。

 

 

長くなりましたが

今回言いたかったことは

 

口ベタなのは「そのことについて普段何も考えていないから」

 

筆が進まないのも「そのことについて普段何も考えていないから」

 

ということです。

 

 

デートで彼氏が無言気味な時

彼女が「ずっとダンマリで何か話すことはないの?」

と思ったらたぶん

彼氏の得意な話題になれば饒舌になるはずです。

 

普段から考えていることについて話題が及ぶと

人間は張り切ります。

 

 

それを考えると

ブログ執筆は

「普段考えていること」

を増やしたり強化したりする

非常に良い手段なのかもしれません。

 

 

というわけでこれからも執筆頑張ります!