晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

ボクサー先輩がカッとなったら繰り出すパンチは?

 

本日は

 

とんでもなくどうでもよいお話を一つ。

 

 

私は大学時代

ボクシング部に所属していました。

 

そんなある日に起こった

「クスっ」

となった出来事をご紹介したいと思います。

 

 

超どうでもいい話なので

立ち去るなら今のうちですよ!

 

 

 

 

 

 

 

私がボクシング部の部室でタバコを吸っていたある日(当時18歳・大学1年)

 

3年の大井先輩(21)が部室の扉を開けて入ってきました。

 

私と同じく煙草に火を点け吸い始めました。

 

※「ボクシング部なのにタバコガンガン吸っているの?」禁止です。

 

 

大井先輩というのがかなりアレな先輩でして

 

とにかくボクシングに熱心で

数年間ずーっと東北チャンピオンで

だけど

 

ふざけるのが好きで

 

ふざけと真面目の境目が分かりにくく

たまに「ふざけかな?」とコチラが思って返したことで

怒ったり

 

でも

 

やはりボクシングに対してはストイックで(喫煙以外は)

トータルで見ると

融通が利かないタイプの先輩でした。

 

 

 

大井先輩入室後、ほどなくしてもう一人が

入室してきました。

 

 

2年の赤川先輩(25)です。

( )の中の数値が異状を示していますが

そうなんです。

 

五浪です。

 

 

だから

 

3年の大井先輩と、2年だけど(かなり)年上の赤川先輩との会話は

基本的に学年通り赤川先輩が敬語を使いますが

 

あくまでそれは基本であり

お互いタメ口になることも多々あります。

 

ちなみに、赤川先輩は

私が入部する前、一年ほど休学し、

インドネシアを放浪するという

よくわからない経歴の持ち主ですので

 

正確には5浪1留です。

 

あと、郷里の相模原市を拠点とする暴走族にて

特攻隊長を務めていたのとのことで

 

リアルに「特攻の拓

みたいな言葉づかいを聞くことができますが

全く本編に関係ありません。

 

赤川先輩は大学に入ってからボクシングを始めたため

大井先輩とは実力に大きな差があります。

 

※ただし、一般人とは比較にならないほど強い

 

 

格闘技系部活あるあるなのですが

学年・年齢に関係なく

強い奴がその関係性を支配する、という法則通り

 

赤川先輩は、年下ですが大井先輩に対して敬意と畏怖の念を抱いていることは確かです。

 

 

 

場面は部室に戻りまして

 

 

大井先輩は

赤川先輩が入ってくるとこう切り出しました。

 

大井「赤川、お前、またこの前部活サボったべ(栃木弁)?」

 

赤川「別にいいじゃないすか」

 

大井「ただでさえインドネシアくんだりまで行ってダラダラしてたんだから

復帰したら真面目に練習しろ(栃木弁)」

 

などと赤川先輩をかなり責め立てていました。

 

 

 

すると

 

赤川「あー、うるせえ! いいよ。俺が邪魔なら帰るよ!」

 

そういって赤川先輩は部室を出て行ってしまいました。

 

 

すると大井先輩が「お前!」

と叫んで後を追いかけるではありませんか!!

 

私はヤバいと思いました。

 

 

実は

 

この大井先輩は

以前に暴力沙汰で停学処分を受けた前科があります。

 

暴力沙汰とは

体育会系の部活で飲み会をしていた時

 

合気道部の部員からボクシングの事をからかわれて

その場で殴り倒してしまったことです。

 

 

カッとなると手が出てしまう

 

ボクサーとしては致命的に悪い性質を持った大井先輩ですから

私が危険を察知したのは当然のことです。

 

 

部室棟の廊下が騒がしくなる…

 

と思いきや

静寂が周囲を包み込みます。

 

 

少したってから

 

赤川先輩がアゴをさすりながら部室に戻ってきました。

 

 

赤川「痛ってー。あいつ全然こりてねえな」

 

もちろん、以前の暴力沙汰の事です。

 

赤川「また手を出しやがったよあいつ。」

 

私は相槌を打つこともできず

ただ話を聞いていました。

 

 

 

この直後に発した赤川先輩の一言により

笑いが漏れ出るのをこらえきれませんでした。

 

 

 

 

 

 

赤川「あいつ… カッとなった割には

 

 

教科書通りのワン・ツーを打ち込んできやがった!

 

 

 

 

…やはりいざというときには

普段練習していることが出る。

 

 

そのことがよーぅくわかった出来事でした。

 

 

 

結論:

 

ボクサーはカッとなったら

 

ワン・ツーを放ってくる

 

 

 

 

ダッキングでかわしましょう。

 

 

 

ではまた次回!!