晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

高級焼肉とかをおごってもらった

三か月ほど前のある日、友人から高級焼肉やらなんやらをおごってもらった。

友人は私だけではなく、その他に3人を従え合計5人のその夜の会計をすべて、払ってくれた。

その合計なんと15万円。

 

その友人は金持ちなのか?別にそんなことはない。

要は、友人の会社の「勤続年数に応じて支給される(正確には後日精算)慰労金的なシステム」の恩恵に我々はあずかったのだ!

 

その慰労金は、モノのように後に残るものには使えず、旅行(宿泊代)とか飲み食いにしか使うことができない。

旅行に行こうにもこのご時世で会社からは旅行は控えよとの指令が出ているし、

かといって飲み食いで自分一人で慰労金使い切るのも大変、ということで私たち同級生4人に白羽の矢が立ち、ご相伴にあずかったという経緯だ。

 

 

高級焼肉と言っても、

これが6,000円という程度。大した事ある。

奢りじゃなきゃぜってー頼まねー。

 

 

わざわざ個室を頼んだ。給仕してくれたスタッフさん(おばはん)が最初は丁寧な対応だったがだんだんと扱いがぞんざいになってきたのは我々が庶民だと気付いたからか、今思ったが、チップがなかったからか?

 

とにかく、普通であればありつけない高級な食事を堪能させてもらった。

 

私が友人(独身)の立場だったら、家族や恋人に使うだろう。しかし、友人は私たち同級生を選んだ。非常にありがたい話だ。逆に、なぜそこまでしてくれるのだろう?分からない。

 

もしかすると、この食事中にそのことが話題となった可能性もあるが、残念ながら覚えていない。

っていうか、二軒目以降の記憶が一切ない。もったいない。最近マジで、酒飲む→記憶喪失、の度合いがひどすぎる。

 

 

友人のふるまいを見て、私の考えは硬直し始めているかもしれないことに思い当たった。

もしも私がこの慰労金制度を活用できるなら、真っ先に思い浮かぶのが子供だ。

子供と一緒にどうこうしよう、こういった発想しか出てこない。友人とどうこうしよう、などという思いは浮かばない。

 

子供に金を使うのが当然、子供に喜ばれることである、と今は盲目的に思っているが、果たしてそうだろうか?子供はまだ幼い。金の大小よりもモノより思い出ではないだろうか?人生初はセレナ発!である。私の愛車はフィットだが。

 

ともすれば、子供がいる=周囲から何らかの形で優遇されたい

そんな自己中心的思考に陥ってしまう危険性が、親にはあるような気がする。

私だけかもしれないが…。

 

 

あぶく銭(ではないけどね、慰労金は。)を手にしたら、友人たちと語らおう

こういった心情に、真っ先になる自分に戻りたい。

 

 

 

最終的に余ったいくばくかのお金で友人は、(いつもどおり)一人勇敢に個室浴場(慰労金ルール的にOK)へと乗り込んでいくのだった…。

私たちにとっても、友人にとっても、随分と有意義な休日であった。

 

※私は個室浴場ですらも人見知りでダメなので毎度同行を遠慮している。本当です。