晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

子供が生まれたら夫は「かまってちゃん」になるのか?振り返ってみた

 

テレビのバラエティ番組で「母と父が20年間会話ナシなので何とかしてほしい」

という依頼が子から寄せられ、リポーターがいざ、該当の父にインタビューすると

「妻が子育て優先で自分を相手にしてくれなくなったため、(20年間)いじけている)」

とのことで、そのことを知った奥さんと20数年ぶりに和解した、

 

という回をなんかで見た。

 

世の中、こういう夫が多いのだろうか。

 

子供が生まれると、妻としては夫にかけていられる時間など微塵もない。

夫に構っている間に子供の生存が危うくなるからだ。文字通り「生存」の危険に、子供は常にさらされている。

 

それを、独身・出産以前の時代のノリを持ってきては無視され、いじけて妻への怒りや恨みとなって行動化し、発散する。

そういった夫がいることも事実だ。

 

私は、そういったこととは無縁だった。

どうしてだろう。おそらく、事前に予習していたからではないだろうか。第一子が生まれたのが30代後半と、決して年齢的には早くなかった(妻は私と同学年。高齢出産だった。マジでよくやった!)。

だから、様々な場面で話や本、ネットなどで「子供が生まれると夫が幼児化する」ということを知る時間的猶予があった。

自分もそうなるのか?ないと思いたいけど、絶対にないとは言い切れない、なんていう自分がいた。しかし、結果、そうはならなかった。

 

多分、最大の要因は「俺はスゴイ奴だ」と素で、心の底から素で、本当に思い込んでいるからかもしれない。

俺は頭がいい!

俺はルックスがいい!

俺の立ち居振る舞いはモテる!

と本当に心の底から信じている。

 

たまに家の中で「うわっ!誰だこの知らない男前は??」とビビることがあるが、何のことはない。鏡に映った自分を見ただけだった(非常に残念だが、マジ。)。

 

これほどまでに自分万歳の精神だと、妻に構ってもらう必要など全くなく、むしろ子供を構いたい。芸能人並みの頭脳とルックスを兼ね備えた父親と触れ合える子供。

幸せだろう?ワイルドだろう??

 

目指すはキムタクんちやHydeんちとか清春んちとか。

最近、インスタライブ(かなんか?)で見たHyde清春は、さすがに50歳代であることを隠せなくなってきてはいるが、標準の50歳代と比して化け物じみた若さとかっこよさだ。キムタクは言うに及ばず。

 

うちの娘たちはカワイイ。あ、忘れていた!総合格闘技を習わなければ!!

20年後には子供たちを連れ歩いたとき「愛人か?」と間違われるほど、もっとカッチョイイ父親をめざすぜ!

 

…みたいなマインドだと「かまってちゃん夫」になる要素がないのだと実感した。

 

俺はスゲー

 

100無料大数%主観から導き出されたこの解に抗える「かまってちゃん夫細胞」はないと断言できる。

 

そして、かまってちゃん夫細胞を絶滅させたなら、子供を育てよう。決してこう思ってはいけない。

「あくまで妻のサポートが夫」

これは家庭崩壊のみを招く考え方だ。子供を育てるのは親だ。夫婦でいるのなら、どちらが主となり育てるかは全く区別はない。仕事を持っていようが持っていまいが全く関係がない。

 

サザエさんのように、硬直化した男女の役割分担を平気で日曜の夕方に流すテレビ局があるが、正気の沙汰ではない。母さん、お茶。ではないのだハゲ!

 

どうか、良好な、というか普通の夫婦関係を維持したいのであれば、働いているから子育てはサポート程度、などと思ってはいけない。

 

表面上は無事に子育てが終わったとしても、その後に熟年離婚が待っている。

 

笑い話で終わればいいとは思うが、これはマジだ。

特に女性は相手のマイナスポイントを欠かさず例外なくカウントし、自身の記憶に蓄積させていく。忘却は絶対にしない。

 

子育て中のマイナスポイントを、のちの人生で取り返すことは不可能と言っていいだろう。マイナスポイントを生み出し続けた年月と、少なくとも同等の年月を必要とする。

 

 

と、いうわけで、子供が生まれたら、夫はかまってちゃんになっているヒマなどないのだ。仕事して、子育てもメインでやって、死ぬまで動け。時は来た。それだけだ。

 

以上!

 

 

 

 

子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法 単行本(ソフトカバー) – 2017/9/26