晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

子どもが生まれて4年ほど経ったので気づいたけどあまり語られないことを書く(ギャグなし)

この6年弱の間に

 

結婚→妻の出産

というライフステージの変化が

 

私の中でありました。

 

 

 

現在二女を授かり

長女(4才)、次女(1.75歳)

と順調に育っており

 

育児の大部分を担っている妻には

感謝してもしきれません。

 

そこで

 

特にこの4年の間に気づいたことを

書いていきたいと思います。

 

 

 

目次

 

 

 

1、自分の人生を子どもに捧げるという事実

 

特に男性には分かりづらい感覚かもしれませんが

親、特に母親からすれば

子育てをするということは

 

24時間子どもに自分の時間を奪われる

 

ことになります。

 

言い方を変えれば

 

自分の若さと余暇の時間を子どもの成長と引き換えにする

 

ということです。

 

 

これは教育機関(幼稚園や保育園)に通うまで続きます。

 

 

まずはこの前提を

 

ご理解いただくor思い出していただければ

と思います。

 

 

2、これまでに当たり前だったことができなくなる

子どもが生まれる前には当たり前にできたことが

全くと言っていいほどできなくなります。

 

私たちの場合、

 

「外食」

 

がそれにあたります。

 

 

子どもが生まれてから

家族そろって外食したことは

ほぼありません。

 

 

特にラーメンやそばなど

高温の液体で

一歩間違えれば全身大やけどを負う危険性のある

お店にはこの4年間一度も行っていません。

 

火傷の跡は一生残ります。

 

特にウチは女の子二人ですから

万が一にでも顔に火傷の跡が残ってしまったら

例え私が自分の命を差し出したとしても

取り返しがつきません。

 

 

だから

 

子どもの出生前にはあれだけ毎日のようにラーメン屋に通っていたのが

ウソのように行けなくなりました。

 

 

妻もラーメンが好きなので

私だけ一人で抜け駆けして…

などと言うことはできません。

 

居酒屋にも全く行っていません。

 

行ったとて

子どもの一挙手一投足に注意を注ぎ

ゆっくりと飲食を楽しむときなど一秒たりともありません。

 

子どもが二人いれば

一人で店に被害を出させないことは不可能です。

 

必ず父と母の両方の手がふさがる。

 

これでは家で食事するのと変わりありません。

だから

妻も私も酒が大好物なのに

この4年間、一緒に居酒屋に行ったことは一度もありません。

 

 

※妻も私も親が高齢のため、子どもを何時間も預けることができません。

保育所の一時預かりを利用する手もないではありませんが

私たちの考えとしては

そんなことをしてその後子どもと真摯に向き合えるのか

という疑問を持たざるを得ません。

金もかかることだし。

まあここは個人個人の考え方によるかと思いますが…。

 

 

 

最近

 

ようやくすき家には長女と二人で行けるようになりました。

 

物理的には何歳の頃でも行けたのですが

小さい子どもは

とにかく黙ってイスに座り続けるということが

出来ない性質を持っています。

 

これは"しつけ"の問題ではまったくありません。

 

4歳未満くらいの子どもに

「食べ終わるまで黙ってイスに座っていなさい」

という指示を守らせるのは

 

小学1年生に

「一次関数の問題を解け」

というくらい困難なことなのです。

 

むしろ

幼子に「黙って座れ」という指示を無理矢理守らせるのは

有害であるとすら言えます。

 

 

子どもが自分の座っているイスから離れ、

店内を縦横無尽に徘徊しだすと

他の客の迷惑にもなるし

 

自席に座ったとしても

自分のどんぶりや汁物をぶちまけて店員さんに迷惑をかけることになるし

最近4歳を超えてからやっと、本当にやっと

 

お店側に被害を出させず食事ができるようになりました。

(それでも親は細心の注意を子どもに向け続けます。親としては正直食事をした気にはなりません。)

 

 

 

 

 

3、子育ての過酷さはx²倍

ウチは子どもが二人いますが

 

一人の時より倍、大変どころの話ではありません。

 

あくまで体感ですが、

子どもの人数をXとするなら

その二乗倍の大変さが生まれます。

 

・子供一名=1²=1倍

 

・子ども二名=2²=4倍

 

なので、

もしも子どもが3名いるご家庭であれば

1名の時より9倍は大変になるということです。

 

 

家庭内であっても屋外であっても

一時も目を離すことのできない対象が単数でも、ましてや複数いる

ということは

想像を絶する負担です。

 

 

 

4、子育ての喜びと苦しみはトントン

 

何かの研究で証明されているらしいのですが

 

子育てにより得られる喜びと苦しみは

 

トントンなんだそうです。

 

 

喜びの方が大きいとか

苦しみの方が勝るとか

 

そういうことはなく

とにかくトントン。

 

 

そう。

 

子どもがいない家庭も、いる家庭も

 

感じる幸せの度合いは

最終的には同じになるのです。

 

これには私も同感です。

 

だから

 

子どもが生まれれば我が家に幸せが訪れる

 

という他力本願の思考のままだと

 

どこかにひずみが生じてしまい

家庭に亀裂が入る原因となってしまうかもしれません。

 

何より、子どもへの悪影響が懸念されます。

 

 

だから

 

子どもを育てるということの覚悟が必要と言えます。

 

自分の趣味や娯楽含め大部分を、いや、すべての時間を子どもに捧げる。

 

このことに納得できないのであれば

子どもは持たない方がいい。

 

いささか極論じみてはいますが

私は真理だと思っています。

 

5、四歳だとまだまだ幸せの方が大きいけど

 

とはいえ

長女がまだ4歳ですので

まだまだ幸せの方が大きいことは間違いありません。

 

本当の困難は

娘たちが思春期を迎えたり

進路を決める時期だったりするのだと思います。

 

娘たちが小学校に入学する頃には

私たち親の肉体的負担は軽減されていることでしょう。

 

その先は

娘たちとの心のやり取りへの負担

 

が生ずることになると思います。

 

特に父親は

娘たちから忌み嫌われる時期が確実にあります。

 

これは人間の本能に基づく自然な流れです。

 

分かっているつもりではありますが

おそらく私も感情的になるときがくるでしょう。

 

それをきっかけに

娘と一生涯、袂を分かつかもしれません。

 

 

私が

子育ての大変さを感じるのは

まだまだ先の話です。

 

 

正直すげー不安です。

 

娘たちに「父親しね」

と言われる日を覚悟しながら

 

今この瞬間も娘たちに最大限愛情を注いで

生きていきたいと思います。

 

 

 

 

なんでも長女(右)のマネをしたがる次女