ドイツ戦を見た直後にこのブログを書いている。
テレビ画面を通してとはいえ、歴史が動いた瞬間に立ち会えたことを誇りに思う。
日本中が歓喜に包まれている中、換気を変わらず行い生活している皆さんに注意を喚起したい。私についてだ。
タイトルにもある通り、香川がなんで代表に選ばれていないんだ!
あとルマンの松井は??
フェイエノールトの小野は?(さすがにそれはない。なぜなら小野以下ゴールデンエイジと私はタメだから)
そんなレベルの知識しかない「にわかサッカーファン」、もはやにわかですらないオジン(死語)がW杯サッカー中継を見た。燃えた。
中継の最中、ちらちら見える選手の字幕の中で唯一知っているのが長友だった。インテルだっけか??
おそらくチームの中では年長者なのであろうが、さすがのふるまいだった。ベンチに退いた後も含めて。
明治大学時代、控え選手だった長友の、応援席からの太鼓のパフォーマンスは伝説だ。応援席の応援が話題になるほど、長友は応援に一所懸命だった。
のちに日本代表になるとはその時見たものの誰もが夢想だにしなかったに違いない。んなことはないのか?
…そんな余計なことはインプットされているオジンである。
長友って何歳なの30くらい?え?36!!??うそ!おじさんじゃん!なのに代表に選ばれてんの??すごくね?
とドイツ戦の最中にスマホいじりながら勝手に驚いたりしていた。
サッカー素人の私があえて語る本日の勝利を受けて。
24年前の日本初出場フランス大会や20年前の日韓大会。
このころの日本が、わずか20年後にドイツに実力(じつりき)で勝利をもぎ取るようになるなど誰が想像しただろうか!!
私が「日本がW杯で優勝する日が必ずや来る」と予感させたのはドルトムントの香川選手の出現だった。
シロウトの言うことである。この記事を生暖かく見守っていただきたい。
香川は明らかに今までの日本選手とは動きが違う。何が違うのかはシロウト過ぎて言語化できないのだが、なんというか、動きとシュートがゴールする決まりになっているというかなんというか…。
先に誤解なきように申し添えるが、今から言う選手を嫌いなわけでも何でもない。
例えば元日本代表の城選手。蹴るボール蹴るボールすべてがホームラン。そのたびに長い髪を両手でかき上げながら「オーノー」とのたまう。
いやいやこっちがオーノーだ!
城選手に限らず、香川以前の日本代表の選手が蹴るボールは皆ホームラン競争をしているかのごとくあさっての方向に飛んで行った。逆に相手チームのボールはことごとく自陣ゴールに突き刺さっていった。
私はこんなイメージでサッカー日本代表を見ていた。
しかし、香川は違った。
違ったとかなんとか調子こいて言っているが、サッカーのサの字も知らない。
オフサイドは分かる。すごいでしょ。
香川の蹴るボールはことごとく相手ゴールに突き刺さっていく。
私の理想とする選手だった。そんな選手が日本に誕生したとは!!
こういった選手が誕生する可能性があるのであれば、遠い将来、日本は必ずやW杯優勝を成し遂げてくれるだろう。
心の底からそう思った。
プロ野球ニュースのマンデーフットボールを見ながら。懐かしい。いまでもやっているのか??
と思ったら、思い出した。前回の2018年大会はまともな勝ちがなく、とうとう
日本の成長が止まった=限界が訪れたか
と感じさせた。
からの今回のドイツ戦勝利だ。振れ幅がデカすぎる。今回の目玉選手は誰だ?
もしかして日本代表全員が香川クラスなのか?ひょっとしてそれ以上のヤツもいるっていうのか?
サッカーに詳しくないとこういう時に困る。
試合後のインタビューで日本選手の誰かが言っていたが(長友以外マジで顔知らない)、
「前半はドイツへのリスペクトが強すぎてダメだったが後半は切り替えた」
という趣旨のコメントがあった。
納得できるような気がするが、私はもう一歩踏み込みたい。
今までの歴代日本代表ならば、切り替え程度でどうにかなるとは私は思えない。要は、今の日本代表は戦術や精神の切り替え程度で戦力を増強(元ある戦力をフル活用)させることができるほど、元々のレベルが高いのだと思う。
日本はもう、ここまで来た。チャリで来た ではない。
時代の流れか、W杯の試合中継が地上波ではほとんどなくなり、ネットでの中継が主となっている。そのせいか、地上波でのW杯盛り上げが足りないっていうかほとんどない。
日本ではW杯離れが進んでいるのではないかと懸念する。事実、今回のドイツ戦の視聴率ってどれぐらいだったのか?さすがに50%はいったか??ひょっとしていってねんじゃね?
そんなことはお構いなしに日本代表は進化し続けている。今後も試合を楽しみに見させていただきます。応援しています。にわかですらないやつに応援されてもしょうがないと思うけど。またしあさっての試合に注目しよう。