2泊3日で仙台遠征に行って来ました。
一切の躊躇だにせず南東北へ出陣しました。
遠征二日目に
大学の同級生3人(なぜか仙台住みが多い)と居酒屋に集結し
私含め4人で旧交を温めました。
今回のメンツがそろうのはかなり久しぶり。
タケヲちゃん(41)とジュン君(41)の誕生日が実は同じだったという
20年越しの新事実が発覚するなど
多少のサプライズはありましたが
楽しい飲みとなりました。
ところがアクシデントは突然訪れます。
昔話に花を咲かせていたその時
モリちゃん(41)が
突然ドヤ顔で隣にいる私を見つめています。
私(41)「…なんなん?」
モリ(41)「いや~今、ピロピロ飲みをかましたところだったんだけど見た?」
え…
ピロピロ飲みて…
それって
やる奴に注目が集まっているときにやらないと意味なくない?
私(41)「全然気づかなかった。視界の片隅にも入らなかった。」
モリ(41)「お前も学生時代に多用していたくせに他人のピロピロ飲みは無視かよ!」
まあ
私にとって
はっきり言って他人のピロピロ飲みなど全くのアウト・オブ・興味。
直前に震度5弱の揺れに見舞われたことも影響し
そんな小規模かつ工夫の見られないギャグなどに気づくはずもない。
そんなことを思いながら私は次の注文を決めるべく
メニュー表を手に取りながらおもむろに
かけているメガネを右手でズラし
メニューを少し遠ざける仕草をして見つめました。
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私は学生時代からのメガネ男子
かなり強度の近眼です。
ですのでメガネなしで読書するには
顔面から5㎝の距離に本を構えないと
文字を認識することはできません(誇張なし)。
そんな私が
学生時代当時、居酒屋に行くと決まって繰り出す技が
「ド近眼なのにわざわざメガネを外してメニューをわざと遠ざけてあたかも老眼のフリをして見る」
という
超ド級の最強ギャグだったのです。
これをやると最低一人からは
「ん?」
と気づかれます。
不思議なことに毎回毎回このウルトラCを繰り出すと
人間慣れが生じるようであまり反応しなくなります。
慣れって怖いですよね。
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さて
私(41)が20年の時を経て炸裂させた
この最強ギャグ!
それぞれの反応はどうか!
結果は無反応。
というより
ギャグが寒いとかそういったことではなく
「だよね(
という反応です。
そうです。
40代に入るということは
早ければ前半期に老眼が訪れる可能性がある
ということでもあります。
この場にいる三人の友人からは
私に早めの老眼が来たんだね
という感覚だったのです。
ギャグがギャグでなくなる
私はその寂しさを痛感しました。
私の最強ギャグが一つ
天に旅立った…。
ここはひとつ
原点に返り
ピロピロ飲みを復活させるか…。
おしまい。
追記:
現在、20代以下の方々にピロピロ飲みを披露しても通じませんからね!
その存在すら認識されていない。
むしろ
「それ、自分で考えたんすか?」
と興味津々で聞いてくる猛者もいるくらいです。
時代の移ろいは矢のごとし。