３月１７日は
秋田県高校入試の合格発表日だったようです。
一年前まで塾で働いていた身としては
受験生の皆さんお疲れさまでした
と言っておきます。
さて
秋田県の高校入試は
非常に厳しいです。
何が厳しいって
本番一発勝負なのです。
いや、一発勝負が普通でしょ？
と思ったあなた！
そうなんですが
実は
秋田は
併願する私立高校にまともなところがなく
少なくとも私立高校出身で
大人になっても県内に住み続けると
周囲から
「え…あの人って私立出身だったの？（ヒソヒソ）」
と噂されるほどの
レベルの高校しかありません。
だから
公立高校にみんな入りたいのです。
ここでコケるわけにはいかないんです。
公立高校に落ちたら
社会的な死あるのみなのです！！！
（私立高校出身者でも立派な人はわんさかいますが
高校自体は死んでますし今後も死に続けるでしょう。）
それなのに
ああそれなのに！
自分の力量ギリギリ
もしくは
天地がひっくり返っても無理な実力なのに
「点数が高い高校を受けたい」
というアホンダラが後をたちません。
いやいや
安全に受かるところを受けとけよ
何度そう言ったかわかりません。
それでも
勝負したい
ってやつが一定数出てきてしまう
それが秋田県。
なぜ実力が伴っていないのに
勝負する奴が多いのか？
それは
秋田県民は異常なほどに
どこの高校出身かにこだわる
からです。
おそらく
逆立ちしても無理なヤツが
強引に（見かけ上は自らの意思で）
点数高い高校を受験するのは
親の期待に沿うふりをしている
というものが少なからず影響していると思います。
親は
自分の子供が
秋田高校出身
というだけで一生鼻を高くしていられます。
たとえ大学が秋田経済法科大〇（プライバスィーうんぬん以下略）
であっても！
他県では考えられないほど
出身高校にこだわる
これが秋田県です。
あほでしょ。
そして大体
300点程度しか取れていないのに
最低420点必要な秋田高校を受ける奴は
私立高校進学後
「俺は秋高落ちたんだぜ（お前らはもっと下の高校だろ）」
と謎のマウントを取ることとなります。
そのためだけに
無謀な勝負を選択する奴が
何人もいました。
ボケが！
いきなりですが
秋田県は早晩なくなります。
消滅します。
だから
高校出身を気にする文化はやがて
この世から消え去ります。
なので
高校入試で無理をするヤカラも
いなくなるでしょう。
おとなしく
普通にやりゃ受かる公立高校を
受験すればよいのです。
ただ
これからの社会でまともに生きていくためには
５教科５００点満点で３５０点取る力は欲しい。
これは
中学三年になって部活動が終わった夏から
勉強し始めても手遅れの場合が多いです。
最終的に350点も取れない生徒は
根本的な部分が
それまでの人生で培えなかったからです。
根本的な部分というのは
生まれてから今に至るまでの学習習慣
というか
いうなれば
自分の周囲に新しく流れてくる情報をキャッチする習慣
です。
勉強ができない生徒は
自分の興味のない新しいことに
注意を寄せることが苦手です。
それらをシャットアウトする人生。
それが成績にモロに関わってきます。
しかし
残念ながら
15歳の中学三年生にとって
この習慣が身についているかどうかは
ほぼ100%
親の影響によります。
ですので
３５０点に到達させるために
勉強以外のことをすべて犠牲にする形で
受験勉強に取り組みましょう。
子供だけでなく
自分も取り組むのです。
子供の前でテレビ見てあひゃひゃなど
言っている暇など一切ありません。
自分も一緒に勉強とか仕事をするのです！
まあそれはさておいてと。
ともあれ
秋田県の高校のうち
私立だけはちょっと！！
ということを叫び
今回は
お開きとさせていただきます。
秋田の私立出身の人たち！！
私を闇討ちしないよう
心よりお願い申し上げます。
