晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

Sさんの店舗がなくなっていた

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前の会社の話。


その時に同僚だった

Sさん

という人がいます。


私と同世代の男性です。

前の会社の(数少ない)いいところは

相手を役職で呼ばないところでした。


全員「○○さん」とすべてさん付けで呼びます。
○○部長
とか
△△課長
とか
一切ありません。

上司・部下ともに相手を

さん付けで呼び合います。

とても良い文化だったと思います。


それはさておき


Sさんのほうが1年ほど社歴が長く
先輩でしたが
年齢は私のほうが2年ほど上
さらに
私と高校まで同じとのことで(在学当時は面識なし)
気さくに話をしてくれました。

 

一緒に飲んだりなどの交流は

全くなかったですが
Sさんに悪印象や仕事ができない

(むしろできる方なのではと思っていた)
などのマイナスなことは

考えたことがありませんでした。







Sさんは数年前

県外への新規出店プロジェクトに
自ら名乗りを上げました。

秋田県に言われたくないと思いますが)普通に生きていたら一生行くことのないような
そんな県でした。

結果から言うと
失敗に終わりました。

 

彼は
売上などのノルマ達成のプレッシャーに耐え切れず
心を病んでしまったようで

現地での勤務継続が困難となり

前の上司のはからいにより
秋田に戻れることになりました。


1年ほどの間の出来事でした。


秋田に復帰後は無難に仕事をこなしていたようですが

私は彼に対し

以前とは違った印象を持つようになってきました。

 

彼とは別部署で


彼の部署から私の部署に顧客が移ってくることが
たまにありました。
扱う商品が若干異なるためです。

その頻度が上がってきたのです。

 

さらに
彼から引き継いだ顧客の
私の部署へのクレーム頻度も高まっていきました。

要は
自分の手に負えない顧客を
私の部署へ押し付けていたのではないかと思います。


しかも私の部署について大言壮語し
「なんでも無理を聞いてくれる」
とでも顧客に吹き込んでいたのでしょう。

 

こういった事例が数件あったのち
私はSさんからの顧客を引き継ぐのを

拒否していきました。






そんな状況でSさん復帰から
2年ほど経ったとき


新たな新規出店プロジェクトが発生し
Sさんはまたもや名乗りを挙げました。

 

一回盛大にやらかしたSさんを
再度プロジェクトに任命する

なんというか
変なところで鈍感な会社だよな
と今思います。
(ただ退職金の支払いは渋りに渋るので早くなくなれ)


そして
Sさんは他県に旅立っていきました。

クレーマーを私のもとに残し…。


そこから1年経過するところまでしか
私は在職していませんでしたが

 

その1年はやはりというか
なんというか

 

Sさんの店の業績は
芳しくありませんでした。


というより
多分、会社に行って寝てるだけだったのでは?
と思えるような数値しか出せませんでした。
(いや、寝ててももうちょい行くんじゃね?ってくらいだった)


そして最近

少し気になって
Sさんの店舗を会社のホームページから見てみたところ


なんとページが見つかりません。

 

おかしいなと調べていると
どうやらつぶれたみたいでした。

 

早!!

 

前回は他の人が引き継いで
まだその店はあるけど

 

今回は完全にクローズ。

よほどダメダメだったのでしょう。

 


こうなると
彼が今どうしているのか
すげー気になります。

 

まだ会社に在籍しているのでしょうか?
普通ならもうやめさせられるレベルでしょうに。

 

もう一つ気になることがあります。

 

新たに新規出店が
とある県に計画されていることが
ホームページの情報から分かりました。

 

まさか
彼がこれにも関与していないだろうな…

 

そんなことを考えてしまいます。

そうだったらオモシロいなと。

 

どんだけチャンス与えるねん
という感じですが

どうなんでしょうか。


ひとつ疑問があり

 

その新規店の
店長が表に出てきていない
ということです。

 

通常は新規出店の際
店長の存在をオープンにして
チラシやネットでPRしていきます。

 

今回は
店長の顔は出されていません。

 

店長では売れない
言い換えれば
店長がSさんだから

あえて店長を出さないのではないか

そんなことまで妄想してしまいます。


何はともあれ
Sさんに幸あれ

 

こう願掛けをして
本日は終了といたします。