晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

【親の責任】勉強をしない子ども、親ができること

勉強をしない子供のことで悩んでいる親御さんは日本中にいると思います。

 

いきなりですが、前置きもせずにいきなり核心をつきます。

子どもが勉強をしないのは、親のせいです。

 

子どもが生まれてから十数年の間、親は子供が勉強しない事実から目をそらしていました。

なぜこの子は勉強しないのだろうか?

一応、考えると思います。

でも、答えは出ません。

いや、答えを出すことから親が逃げているのです。

「親の私とこの子では性格が違うから自分の子ながら考えが理解できない」や

「わが子の先天的な精神力のなさの問題」

など、理由を外に見出して逃げます。

 

それでは親失格です。

 

なぜ自分の子どもが勉強しないのでしょうか

それは、

子どもに勉強をする喜びを見出してあげられなかったからです。

 

そして、その勉強する喜びを見出してあげられなかった親は、大抵勉強が嫌いです。

自分が嫌いなものを子供が好きになるはずがありません。

親が本当に勉強大好きで、いかにも楽しそうに居間で本を読み漁っている親の子どもは、

親が何も言わなくても読書家になります。

 

きついことを言いますが、勉強していない親の子どもが勉強するようになるわけがありません。

(例外はあります。子供が自動的に勉強好きになり、秀才になるパターン。何百・何千・何万人に一人でしょうけど。)

 

 

余談:私の母は鶏レバーが大嫌いで、食卓に一度も鶏レバー料理が並んだことがありませんでした。

その影響で、私も鶏レバーが苦手になりました。刷り込みもあったかもしれません。

母親の好き嫌いを自分勝手に子どもに継承させないでほしい!

酒を飲み始めた年齢あたりになって焼き鳥のレバー(タレ)を食べて思いました。

今では鶏レバー大好き人間です。

 

話は戻りまして、

子どもを勉強嫌いにさせた、その責任を背負ってください。

もう一度言います。

責任を背負うのです!

 

そして、子どもに勉強する喜びを教えるのです、

と言いたいところですが、年代的に10才台の子どもが素直に親の言うことを聞くはずがありません!それは当たりまえ!

 

であれば、外部に勉強の喜びを教えることを委託するのが一番です。

そうなると塾とか家庭教師になるでしょうか。

学校の先生は忙しいので満足な対応を求めるのは無理でしょう。

過労で死んでしまいます。

 

塾とか家庭教師と言いましたが、なぜそれを使うのか?

それは、まずは一度、学校の定期テストで努力に裏付けされた点数アップを経験させることを実現するためです。

成績が上がることを本人に実感してもらうのです!

費用がかかります。

 

でも、そこは親の責任!

煙草を吸っているならやめましょう。

晩酌はやめましょう。ジョギング趣味に変更しましょう。

高価なランチはやめましょう。

不要な外食、飲み会への参加はやめましょう。

無駄な間食はやめましょう。

 

やめて浮いた費用を教育費にあて、

空いた時間を使って勉強しましょう。

釣りが趣味なら今より釣果を上げる方法を調べ上げて考えまくるとか、

ダイエットしたいのであれば、どんな生活を送るのがよいのか

(持論ですが、食わなきゃ痩せる。太るのは必要以上に食べているだけです。

体質ではありません。食事量を減らして半年暮らして体重計に乗っかってみればよい話です。

まあそれは今はどうでもいいですね・・・・・。)

 

 

ただ、

塾などの授業を受けるだけでは成績は上がりません。

なぜなら、人間の学習記憶能力では1日で74%のことを忘れてしまうからです。

(ちなみに、一か月後には79%のことを忘れます。24時間後と大差ありません。

人間が、1日のうちに、いかに急激にものを忘れていくか。その性質を分かっておく必要があります)

それを防ぐために「復習」という動きが必要となります。

 

授業後24時間以内の復習。

塾でも学校でも同じです。

これを毎日やり続けます。盆でも正月でも大型連休でもです。例外はありません。

この継続した復習ができなければ、永久に成績はあがりません。

そこまでやらなければならないの?と思われるかもしれませんが、

いままでが今までの状態です。つけがたまりまくっています。

 

本数を減らす禁煙がうまくいかないように、少しづつ勉強日数を増やす、

ということはできません。必ず途中でやめます。

禁煙するなら断煙する!

自習習慣を身につけたいのであれば、絶対毎日やる!

 

そういう意味では外部に委託する場合は家庭教師ではなく、

自由に利用できる自習スペースのある塾がよいかと思います。

できれば、一日に4時間以上学習時間を確保できる利用可能時間であればよいです。

また、部活動などで一日に2時間以上自習時間を取れないようであれば、

いったん部活動はやめてください。

成績が上がってやっていけるようになったら復帰しましょう。

(さらっと言いましたが、もちろん本気です。ただし、その競技などでプロを目指している場合は除く。勉強などしている場合ではないかもしれません!)

 

そしてここからが親の責任をもって実行してほしいのですが、

毎日子供を例外なく、自習させてください。

 

たまに移動手段がないから塾に行けない~

などという例がありますが、そんなんだったら勉強することや成績を上げることは

あきらめてください。

親の責任で、自分で車を出すなり(晩酌もしない!)タクシーを使うなり、

自転車で頑張っていかせるなり、とにかく毎日自習させることです。

それも、学年問わず受験が終わるまで!

 

世の中にいろいろな勉強方法や子どもへの接し方がありますが、

この毎日自習(しかもその中身は復習メイン!)をすることを実現できるよう、

子どもはもちろん、親も命を懸けてください。

 

親がせっかく塾の前まで送っていったのに、親の車が去ってから子どもが行方をくらまし、ゲーセンで時間をつぶして帰ってきた、などということが起こった場合は子どもととことん話し合いましょう。

それでも子どもが勉強したくないのであれば仕方がありません。

勉強以外で生きていく、死なないように生存できる方法を探すしかありません。

でもそれは子どものせいではなく、親がそうさせたということは忘れてはなりません。

 

勉強をする喜びを見出してあげられなかった自分の責任で、子どもは勉強しないことを選択したのです!

 

自習で具体的に何をするかなどの方法論はひとまず置いておいています。

そんなものは習慣が身につけばいくらでも実践できますし、

何ならやみくもにやっても構いません。

そうやって子ども自身が動いた結果を自分なりに検証します。

そこから成長が生まれます。だから心配いりません。無駄な勉強など何一つありません。

でも勉強しない、ということだけは全く勉強になりません。

この自習の習慣を身につけるために自分たちの時間を使うことを子どもも親も、真剣に考えてほしいと思います。

 

成績アップはそこから始まります。

(そこから、短くても3か月はかかりますけど・・・・)

 

子どもが変わらないのは、親が変わらないから。

親が変われば、子どもは変わる!

 

そう断言し、今回は筆をおきます。