どれだけ負の真っ黒な感情
を短期的に利用できるか？
これが私と
元巨人で今日からロッテ、の澤村投手のカギだと
思っています。
いきなりなんやねん
ですが
今日の澤村投手の投球を見て
体が震えるほど
感動を味わせてもらいました。
人間は皆、
他者貢献を求めて生きていると言っても
過言ではない
「嫌われる勇気
でそう読解しました。
今回、巨人にいた澤村投手が
巨人をいわばクビになり
自分が一生かかわることのないと思っていた
球団、ロッテに放出されます。
（私はロッテ好きです。初芝とか。福浦も好きです。我が県出身成田君て試合出てる？）
シーズン途中での移籍というのがまた
本人にとって様々な感情を呼び起こしているでしょう。
そんな澤村が今夜
やってくれました。
移籍会見を昼間に行い、
その夜すぐさまリリーフ登板！
結果
1回無失点で3三振！！
圧巻の投球でした。
キャッチャーがファールフライを取り損ねても
動じず
きちんと最後の打者を三振に仕留めました。
やればできるやんけ！！
巨人ファンは誰もがそう思ったことでしょう。
そうじゃないんです。
ヤル気があったからうまくいったんじゃないんです。
澤村投手本人が
心より
「死んでも抑える！！！」
って決めて臨んだので抑えられたんです。
もともと
実力のある投手というのは周知の事実。
ではなぜ巨人では能力を発揮できなかったのか？？
それは
巨人という環境が
澤村投手には合っていなかった
それだけだと思います。
おそらく
巨人は澤村投手に対し
「責任」
のみを課していたのだと思います。
でも
ロッテは
移籍当日の突然の登板を指示し、
それは結果
信頼
を
彼に提示していることとなります。
おそらく
澤村投手にとっては
ロッテに忠誠を誓うに十分な御膳立てだったのではないでしょうか。
そして
ロッテへの忠誠の裏には
巨人への復讐心
が色濃く蠢いています。
絶対に俺を放出した奴らを後悔させてやる
必ずだ
そのための労力なら一切惜しまない！
そんな感情も心の中の大部分を占めていることでしょう。
神田昌典著
」に書かれていますが
嫉妬、敵対心、ミエ、虚栄心等の「悪」の感情。
このエネルギーは非常に高い。
（ただ、あくまで短期での利用にとどめる必要あり）
と。
澤村投手もこの巨人に対する負のエネルギーを利用し
実績を作ってくれと思います。
実績が出せたら
人間は自然と変わっていくのだそうです。
巨人時代の澤村は
お世辞にも
十分満足な
実績を出していたとは言い難かった。
でも
実績を出せば
自分は変わる。
そう私は確信しています。
…かなりスケールダウンしてしまいますが
私も前の会社の上司達に対しては
心のどこかで「今に見ていろ！」
という感覚で生きています。
私にとっても
この
「負」
のエネルギーの威力は絶大です。
必ずや巨万の富を手にし
私の前に膝まづかせてやる！！
そんなことを頭の隅に思いながら生きています。
※実際に巨万の富を手にする力が手に入る頃にはそんなチンケなことは忘れてるでしょうけど
初動としての「負」のエネルギーは非常に優秀な力です。
でも
これを長期にやっちゃうと人相に出るのだそうです。
私もそうですが
澤村投手も
いわば離陸のための負のエネルギー利用、
長期的には
チームに対する他者貢献
これを忘れずにいて欲しいと思います。
最後に
阿部二軍監督は
おそらく
澤村は巨人では無理（他球団で花咲かせられる）
と見抜いていたんでしょうね
残酷とも取れる今回のトレード。
全然残酷ではありません。
人間は適材適所。
合わないところにはいる必要がありません。
人間、必ず自分に合う環境に出会うことができると確信しています。
ここはちょっとちがう。
ここでの自分は本当の自分ではない。
自分はもっと活躍できる力を持っている！！
そう確信しているのであれば
それは
真実だと思います。
人間は
環境でいかようにも変わる
澤村には期待している。
かなりの上方からの視点より
言わせていただきました。
頑張れ！！！
