晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

深夜にブン吹かしのタクシーが閑静な住宅街に突発した

お盆のある日、深夜23時過ぎ

 

家の外から「ブオーンブオーン」と車のエンジン音が聞こえてきた。

この時間、周囲で車の音がするのも珍しいくらいマジもんの「閑静な住宅街」であるこの町内。

 

単なるエンジン音ではなく、明らかに4000rpmは発生しているであろうエンジンの轟音。

なんだろう?

そう思いながらも抑えきれぬ排出欲の処理のため私はトイレに立った。トイレに立つという表現を使ってはいるが、座りションである(どうでもいい)。

 

用を足している最中もその轟音はやまず、むしろひどくなる一方だ。

たまりかねて玄関の扉を開け外の様子をうかがう。

一台のタクシーが我が家から7メートルの位置で不自然な挙動を繰り返している。

ブオンブオンふかしながら小刻みに前後しているのだ。

 

これはなんだ?

私は推測した。

我が家の前は私道で、袋小路になっている。

 

ひょっとして、奥の家の誰かがタクシーを呼んだが誰も現れず、運転手がそのアピールのためにエンジンを空ぶかししているのだろうか。

だとしたらタチが悪すぎる。普通はクラクションで「プッ」くらいだろう。

それでも深夜のこの住宅街では爆音である。

 

もうかれこれ5分はブオンブオン轟音を発し続けている。

こちらに引っ越してきて早5年。初めての出来事だ。端的に言えば「異常」。

 

たまりかねて私はサンダルをつっかけ玄関の外に出ていった。

ブオンブオンいわすタクシーの運転席の窓をコンコンとたたいた。

万が一、相手が悪く乱闘にでもなったら…??

心配ない。これもめぐり合わせだろうか。

つい今しがたTikTokにてはじめの一歩~Rising~

を視聴していたところだ。頭の中はすでにデンプシーロールを打つ準備でいっぱいだ。

 

見るからに高齢の運転手は窓を開け、私にこう言った。

「運転が下手でここから出られない」

 

ビーン

この私道は狭く、タクシーほどの図体のデカい車が入り込んだが最後、脱出にはずーっとバックで戻るしか手段はない。

しかし仮にも職業運転手が狭いとはいえ車1.3台分ほどはある路地から脱出できぬとは。

しかしこの轟音の正体がわかり、納得した。

私は(独断ですまぬが…)隣の家の敷地に侵入しても良い旨を運転手に指示し、方向転換をさせ、誘導をした。こうなったら乗りかかった船だ。

ビビったのは後部座席に女性らしき人影が確認できたことだ。

 

これから目的地に向かうんかい!

その後部座席の客も、もしかすると怖い思いを抱いたのかもしれない。

突然深夜に自分の乗るタクシーに若干のケンカ腰にて近寄る中年男の存在に。

 

申し訳ない。

あの轟音を、いつ終わるかもしれない心持ちで黙っていることなどできるやしない。

ましてやはじめの一歩~Rising~を見た直後だ(知らん)。

 

タクシーは無事、走り去っていった。

道中お気をつけて。心よりそう願った。

 

 

 

老後二千万円問題などの影響で、生涯働き続ける選択をする人も増えてくる。

シルバー人財は貴重な戦力だ。シルバー人財は仕事への姿勢が素晴らしい場合が多い。

ちょっとやそっとでは休まない。

若いうちや、アルバイトなどの非正規雇用の場合は比較的欠勤回数が多くなる。

高齢化社会日本は、これからシルバー人財の活躍がカギとなってくる。

高齢者雇用のノウハウを早く確立させたいところだ。国を挙げて。

 

高齢者への教育の方法をブラッシュアップしていくことは、今後の日本において企業が維持していくために重要な課題だ。

これまでの自分の経験と、新たに学ぶこと。この折り合いのつけ方を考えてもらう。

こういった働きかけの具体策を、しかも効果的でなければ意味がない。そういったノウハウを国を挙げて共有していくことが大切だと感じる。

 

 

 

これからうちにタクシーを呼ぼうとしているウチの近所の人たち!!

今度からは「袋小路なんで道の入り口に来たら電話くれます?」

とか言ってお願いするように!!

 

配車の頼み方も大事である。

ウチの前は特殊な道路環境なのである。

そういったことにも配慮できる人間でありたい。

 

以上です。