晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

若い人はテレビ見ないって知ってました??ちなみにボク(41)も見ないので立派な若者ですね

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昨日、若者がテレビ見ないっていうニュースが。

www.asahi.com

 

平日に「見た」人は、10~15歳56%(前回2015年は78%、22ポイント減)▽16~19歳47%(同71%、24ポイント減)▽20代51%(同69%、18ポイント減)。いずれも5年で20ポイント前後減った。

 

 とのことで

この調査を行ったとみられる研究員をして

「衝撃的なデータ」

と言わしめる結果となったようだ。

 

 

 

 

 

 

いや

あのね

 

 

 

 

 

そりゃそうでしょ!!!!!!

 

 

 

 

 

テレビよりも興味あるプログラムがあり

テレビよりも好きな時間に見られたり

テレビよりも情報の取捨選択が容易だったり

テレビよりも見る場所に対する自由が絶大だったり

 

などの理由により

 

テレビよりもネットの方に流れるのは当然。

 

 

テレビの影響力に対するアンチテーゼにて

私はたまに

「秋田にはTBSがないから、秋田の中心部を安住アナが白昼堂々と闊歩しても

なんの騒ぎにもならねど(ホントです…)!」

などとうそぶくのだが

 

そんなレベルではなく

今の10代の少年少女は

そもそも

テレビに出ている人を全く知らない

という可能性もある。

 

10代ならまだしも

一ケタ年齢のキッズたちは

ワンワンは知っていても

出川哲郎氏の事は知らないだろう。

もちろん

やるせなすの石井氏の事など微塵も

 

 

かくいう

私も普段テレビは見ない。

 

NHKの受信料を支払わないとは

そういうことだ。

※テレビなどの受信設備があれば「見ている・見ていない」は関係なく受信契約は必要ですよ(放送法第64条)!!

 

 

それはさておき

 

極稀に

起床後に朝のワイドショーを視聴できる状況に

なぜかなるのだが(ホント不思議)

 

マジで頭が疲労困憊となる。

 

 

なんでこんなに頭が疲れるのか??

 

原因は

 

情報伝達の速度が遅い

 

もはやこれに尽きると言っても過言ではない。

 

例えばこんな調子だ。

 

例)

 

■ニュースコーナーにて

ナレーション「とある飲食店のカウンターにて…」

 

(映像が映る。男性が文句言ってやがて暴れる動画。)

 

ナレ「なにやらかなり興奮した様子で店員に詰め寄っている様子がうかがえます。」

 

(男性が暴れる一部始終を流す)

 

インタビューを受ける店員「突然男性が暴れだしたので驚きました。」

 

ナレ「男性はカウンター越しに相手を殴る仕草をしているように見えます。」

 

ナレ「この事件は先日、定食屋の客の男性が、店員にマスク着用を促されたことに腹を立て、ついには暴行に至った場面です。」

 

(同じ映像を繰り返し流す)

 

ナレ「幸い、店員にケガはなく男性は警察に現行犯逮捕されました。」

 

 

 

……とまあ、

このニュースで使用した時間は実に60秒ほど。

 

しかし! だがしかし!

 

こんなニュースは

「○○県△△市の飲食店で店員にマスク非着用を注意され、激高した男性が

しまいには警察に取り押さえられた時の映像です。男は逮捕され、けが人はありませんでした。」

 

やろうと思えば10秒以内に視聴者に伝えることができるはず

 

 

最初に映像のみを流して視聴者の視線を奪い

この映像の詳細をわざと伝えずに最初は映像の様子のなぞり。

そのあとに当事者(店員)の声。

事件・映像内容の全容が判明するのは映像が流れてから数十秒後

 

通常、我々人間が受容する情報伝達速度の少なくとも6倍の時間をかけ

公共の電波を酷使している朝のワイドショー。

 

朝っぱらからテレビの我々に対する異次元の情報伝達の仕方に

脳が疲労困憊状態に陥る。

同時に

テレビ局に対する憎しみにも似た感情が沸き起こる。

 

 

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ちなみに

 

朝(に限らずだが)テレビを何の気なしに点けっぱなしにしていると

脳がテレビの情報を無意識にキャッチし続けて

自動的に疲弊するようになる。

 

特に

人間の生産性ゴールデンタイムである朝の時間帯に

テレビを視聴する、いや、テレビを点け続けるという行為は

 

その日の自分の状態を

低下させることに直結してしまう。

 

だから

 

テレビは点けっぱなしにせず

見たい番組を狙って

その時間帯だけ点けて番組が終わったら律義に消す。

 

そうすることを強烈におススメする。

 

 

出来れば

テレビ番組を視聴する際には

録画をして

CMを飛ばし

かつ

早送りで視聴すること

を推奨したい。

 

特に朝のワイドショーと

ゴールデンタイムのバラエティ番組は

内容の展開が非常に遅く、くどい。

だから

早送りしてやっと普通の速度になる。

 

だから

早送りしても全く問題なく内容をつかめる。ただしギャグは笑えないが。

 

 

テレビはなぜにこんなに情報伝達速度が遅いのだろうか?

 

そう。

 

それは

 

一番視聴者の多い層向けに速度が設定されているから

 

である。

 

一番多い層というのはもちろん

 

高齢者

 

である。

 

 

高齢者と同じ速度の情報伝達を喜ぶ非高齢者…。

笑えないくらい、いろいろと厳しい。

 

 

高齢者ターゲットと言えば

ここ数年で

企業がテレビCMにかける資金と

ネット広告にかける資金の総額が

逆転した(ネット広告の方に多くお金を使っている)

とのことだ。

 

それもそうだろう。

 

購買意欲の高くない高齢者がメインターゲットでは

CMを出す価値も薄まるだろうから。

 

 

 

こんな感じで若者はテレビに見切りをつけ(そもそも最初からネットと競う土俵にすら上がっていない)

ネットで動画を見まくっている。

 

 

もう一つ、

テレビとネットとの大きい違いをあげれば

 

ネットの方が興味ある情報が舞い込む

 

ということだ。

 

 

ネットは自分の趣味趣向を

Googleその他に把握される。

 

自分のネット履歴から趣味趣向をはじき出される

その強固なアルゴリズムにて

情報を流し込まれる。

 

これではネット中毒に

抗うのは難しい。

 

メンタリストDaiGoさんが

「ネット中毒を自らの意思で直すことは不可能。なぜなら、ネットなどのエンタメの進化に人間の脳の進化が追い付いていないからだ。」

みたいなことを言っていたが、全くその通りだと思う。

※ネット中毒から解き放たれるためには、物理的にネットを使えない状況に身を置くしかないらしい。

スマホとかネット回線の契約を切るとかスマホ・PCを破壊するとか

 

 

ネットは自分の興味ある情報が流れ込んでくる。

 

そう。

 

TikTokで水着姿の若い女性の動画ばかり好んで見ると

やがておススメ動画はそれ関連で埋め尽くされる。

 

TikTokで自称48歳の超美人女性をフォローしたら

真っ先にその女性の動画が流れ込んでくるようになる

(ホントに48歳なのか?キレイすぎる!)

 

やたらTikTok推しだが

全体的に情報の質が悪いのであまり見なくてもよいと思う。

 

 

とまあ

テレビとネット

若者の選択はネットに軍配が上がったわけだが

 

若者以外にとってはどうだろうか。

 

私は

自分が人間である限り

自分自身の意思で

情報を取りに行き

様々なことを学んでいきたい。

 

自分から学ぶことができるのは

人間だけなのだから。

 

48歳の美人ティックトッカーを自らの意思でフォローできるのもまた

人間だけなのだから。

 

というわけで

 

私はまだまだ若い。

 

そう強引な結論を安易に示し

 

今日は終わりたいと思う。

 

苦情は

私の 心で受け止めよう。

 

 

 

ではまた次回!