晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

知らない世界を知るのは至高の悦び

 

 


受験勉強を含む、英語学習において最も効果のよい学習方法は何か?

 

これを知らない学校教員、塾講師は意外なほど多い。

言い方を変えれば「知ろうとしない」という表現が当てはまるのかもしれない。

 

最も効率的な英語学習法、それは

 

本文の暗唱

 

だ。

 

もっと細かく言及するならば、

本文の暗唱により「可能な限り多種の文章を覚えること」が目的となる。

英語のみならず、語学学習においてこの本文の暗唱は極めて高い学習効率を実現していく。

 

この事実は世の英語教育の崩壊を意味する

そう。

世の学校や塾の英語教育は残酷なほどに非効率的(時には無意味)なのだ!

 

例えば、日本人が最も苦労する冠詞の選択。

ここには「a」が入るのか、「the」が入るのか?

自分で英作文していて迷うことも多い。これをネイティブに聞いても

即答でしかも論理的に答えを示してくれることはほぼない。

正解は示してくれても、その前に何度か口ずさんで

「the の方がしっくりくる」

程度の理由での正解を提示されるのみだ。

 

日本語に置き換えるとよくわかる。

「私は昨日唯一の食事として、お寿司〇食べました。」

 

この〇の部分には何が入るか??

 

もちろん、「を」である。

 

しかし、外国人に「なぜ『を』が入る?『が』じゃないん??」と聞かれても

「いやだってそれしかないじゃん」

としか我々には言えないのである。

 

これが語学だ。

 

もちろん、文法的な答えは存在するのだろう。

しかし、実践の語学に対する文法の意味合いはしょせん「後付け」にすぎない。

いうなれば多種多様な例外たちの集合体である語学に一定の体系性を無理やりに設けたいがための、言語学者たちが無理くり作り上げた論理(みたいなもの)にすぎない。

 

その証拠に。

 

秋田県には全国レベルの難関大学が二つある。

秋田大学医学部医学科と、国際教養大学だ。

ここの学生たちは大学入試で抜群の成績を残し、入学している。

凡人には到底及ばない成績でだ。しかも全科目において高いアベレージを記録しなければならない。

 

彼らはきまってこう言う。

「英語の指導はできないんすよ。だって理由を説明できないんすもん。」

そう。

マジもんの英語達者は、いちいち英語を読むときに文法的意味合いなど微塵も考慮しないのだ。

この答えはこうだからこう。

それだけのことなのだ。だけと満点に近い点数をたたきだす。

 

 

文法や単語を学ぶことは無意味とは言わないが主ではない。本文を暗唱する手助けにすぎないのだ。もちろん、その手助けがないと本文暗唱はかなわないのだが。メインでは全くない。

 

それなのに、なぜ学校教育や塾業界でこの文法内容を扱う授業が主体になってしまっているのか?

そう。

それは「そうしないと英語の授業が成立しない=英語教育者が不要になってしまう」からにほかならない。

 

教育を施す側の都合により、日本の英語教育はショボいままなのである。

そりゃそうだろう。本文の暗唱ができたかどうかをチェックするために、大学英語まで必要か?いらん。

英語の成績を上げさせることなど誰にでも可能なのだ。本文の暗唱をやり切らせればいいのだから。

 

ただ、高校生の場合は三年間の教科書(コミュニケーション英語、論理・表現のすべて)と、副教材(教科書副読本・文法問題集など)のすべてを暗唱する必要がある。

どう考えても二年はかかる。

だから高3から英語学習を始めても、難関大学合格は難しい。

 

しかし、世の塾は「高3からでも間に合いますよ」という虚偽表示を常に行っている。

そういった塾で行われているのが文法の授業だ。

それっぽいことを授業として提供し、授業料をふんだくっているのだ。

 

塾時代、とある高校英語講師の授業前の準備を見て驚愕した。

なんと、授業前、生徒が来る前に英語長文を自分で全文板書していたのだ!!

黒板にチョークで読みやすい文字で多数の文字を書き記していくのは意外なほど難しい。特殊能力と言っても過言ではない。

だけど…

その行為になんの意味があるのか?それとも特殊な意図が含まれているのか?

(この生徒たちはもう何もしなくても合格する力がある。だから、気合の板書を見せて精神的な叱咤激励をするためのものだ!など。自分で言ってても意味不明だが…。)

もっと金をもらって授業をしている身として、やれることがあるのでないか?ないか。集団授業だからしょうがない部分もある…。

 

 

英語本文の暗唱はこのように強力に英語力強化に貢献する。これはリスニングにも好影響を及ぼす。知っている表現が多いほど、英語は聞き取りがしやすい。

そして、語学全般に

聞ければ話せる

という図式が成り立つ。

 

世の英会話教室はことごとく「R」と「L」の発音がドウタラコウタラほざく。

しかし、たとえ「R」「L」の発音を見事に間違えたとしても、相手は文脈で判断してくれる。コミュニケーションに問題が発生することは少ない。っていうか多分ない。

 

それよりも、相手が何を言っているのかを正確に聞き取る訓練に終始することが何よりも大切だ。聞ければなんとなくでも伝わるように話せる。日本人が英語苦手な原因は「聞けないこと」一点に集約される。

 

 

違う違う。今日言いたかったのは英語についてじゃない…。

ラバー軍手について言いたかったのだ!!

脱線に脱線を重ね2000文字まで来てしまった!

 

最後に。

ラバー軍手をご存じで?

私はついこの前までその存在を知らなかった。

初めてその単語を聞いたときに

 

 

これを思い浮かべた。

そうじゃなかった。もっといいやつだ。

 

 

 

そう。こういうやつだ。

 

ツブツブ付きの軍手に比べ、このラバー軍手は掌部分に滑り止め加工が施されており通常の軍手に比べてズレない。手袋として手にフィットする。

要するに、普通の軍手よりこのラバー軍手はグリップが効き、より重いものを持つことが可能なのだ!!

 

しかも価格も高くない(一双300~400円台)。

今までなぜこのラバー軍手の存在を知らなったのか!!非常に悔やまれる。

しかし、おかげさまをもって重いものを持ち上げることができた。感謝。

 

秋田市は未曽有の水害に見舞われた。まだまだごみの撤去は進んでいない。

ぜひ作業者の方々にはこのラバー軍手の着用をおススメしたい。

運送業などのプロの方々には常識過ぎてちゃんちゃらおかしいとは思うが私は本当に感動した。こんな秘密道具があったとは!!

 

知っていれば得すること。今回はラバー軍手と英語学習についてお送りしました。