晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

教員によるわいせつ・セクハラにあわないために

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本日、読売オンラインにて以下の独自記事がアップされた。

 

【独自】空き教室でわいせつ行為多発、全国8万室「学校の死角」に…私物化する教員も : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン

 

 教員が「指導」などと称して児童生徒を呼び出し、わいせつな行為をする事例が目立つ。現場となるのは、空き教室や倉庫など、目が届きにくい「学校の死角」だ。文部科学省によると、全国の公立小中学校の空き教室は計約8万室に上り、自治体の中には新年度を前に対策に乗り出すところも出ている。

 

 とのこと。

 

この記事を見て感じたことを100%主観で書き連ねる。

学齢のお子さんを持つ方々の参考になれば幸いだ。

 

 

目次

 

 

教員はわいせつ傾向にあるのか?

教員に小児性愛者やセクハラ気質の奴が多い?

 

コチラの記事↓に教員と全国民のわいせつ犯罪検挙率をまとめられている

agora-web.jp

 

ざっくりまとめると

教員の犯罪発生率は極めて低いが『わいせつ犯罪』だけは一般並み

とのこと。

 

”教員なのに一般人並みとはなんたることか"

という批判もあろうが

ここでは問題にしない。

 

 

要は

私たちの中に無意識のうちに刷り込まれている

「教員はわいせつ犯罪率が高いというのは事実とは異なる」

ということ。

 

教員の犯罪は人々が注目しやすいので目立つ報道をする。

だから人々の印象に残る。

 

 

 教員独自の仕事環境

なぜわいせつ犯罪だけは一般並みなのか?

 

それは

教員の仕事環境に起因しているとしか言えないだろう。

 

仕事環境とは

一般人よりもわいせつ対象(一般的に若い女性)が多く同じ空間にいる時間が長い

ということ。

 

そもそも

無人島で一人で暮らしているのなら

わいせつ犯罪は発生するはずもない。

 

逆説的ではあるが

わいせつ対象数・対象者との生活時間が多い環境ではわいせつ犯罪発生率が高まる

ということである。

 

※顧客の口座から金銭をだまし取る横領も

金融機関に勤務していなければ実行が困難

というのと同じ理屈。

 

 

 

 

教員の権限の大きさ

教員の権限の大きさもわいせつ犯罪発生に寄与していると言ってもいいだろう。

 

権限の大きさとは

わいせつ対象者(児童・生徒)への指示や呼び出し

ができるということと

その指示や呼び出しが半ば強制力を帯びるということ。

 

こういったいわゆる

わいせつ対象者への自由が効く状態

にある

これが教員の権限の大きさと定義する。

 

 

 

 

わいせつ・セクハラの防止は仕組みで

教員のわいせつ・セクハラを防止するためには

意識改革

のような個人個人への啓発では根絶は不可能だ。

 

なぜなら

わいせつ・セクハラは人間の欲望と大きく関わっているからだ。

 

わいせつやセクハラはやめましょうね

などと啓発したところで

頭では理解していても

行動を止めることができない。

 

例えるなら

いつも一日三食摂っている者に

「今日から一日一食ね」

などと言っても実行できないように。

 

 

路上喫煙防止監視員制度などのように

即座に懲罰可能な形態であれば犯罪の純数は減るだろうが

それができるのであれば

教員の数を増やすなど根本的な解決へとつながるはず。

 

それができないので

教員のブラック労働化が叫ばれているのである。

 

個人への教育や啓発は無意味に等しいと断言したい。

わいせつ・セクハラ気質の人物を採用した段階ですでに終わりなのである。

 

 

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 採用段階でのふるい分け

具体的な策の一つは

採用段階での適性検査実施してのふるい分け

を提案したい。

 

私が以前勤務していた学習塾では

社員・非正規雇用と問わず

必ずTALという適性検査を実施していた。

 

一回につき3,500円のコストはかかるが

ロリコン・セクハラの志向をキャッチしてくれていた。

ロリコン・セクハラ専門の検査ではない。)

 

 

そういった反応が少しでも出れば採用しない

その基準でTALを運用していた。

 

教員採用試験では

より厳格な「隠れた志向の検査」

が必要なのではないか

 

閑話休題だが

私の元知り合いに教員がいた。

その人物は後年、わいせつ系の不祥事にて免職となるのだが

学生時代仲間内で「女子中学生と話すとやべー興奮を抑えられない」

と述べていたそうだ。

 

この発言を聞いていたら

教員として採用していただろうか?

採用者に聞きたい。

 

教員の権限を狭めること

具体策の二つ目は

教員の権限を狭めること

 

例えば

空き教室がわいせつ現場となりうるのであれば

空き教室の使用権限を上長に委任するなど

一教員が自由にできることを減らすことだ。

 

 

学校という空間はとにかく閉鎖的だ。

閉鎖的なのが美徳とされているふしもある。

 

そういった空間でわいせつ事件の餌食になってしまったら

どうなるだろう?

 

街中でのわいせつ犯罪と学校内部でのわいせつ犯罪は

かなり事後処理の難しさが異なる。

 

 

こういったことを理解していながら

一教師の権限を大きくしすぎだ。

 

もっと

国は覚悟を持って

学校教育とその従事者の質と量の両方の確保を

急ぐべきだと思う

 

 

まとめ

 

以上、いささか暴論じみた意見も述べてしまったが

ウソ偽りない私の考えだ。

 

もう一度私の主張をまとめると

 

■わいせつ・セクハラはその気質があるものからはなくすことはできない

 

■ハナからそういった気質のある者を採用しないシステムと、採用してしまった後に犯罪を未然に防止するために教員の権限を狭めることが必要

 

■本気でわいせつ・セクハラを根絶したいと思っているなら根本的な改革が国には求められる

 

である。

 

 

大変残念だが

「そういう気質」を持った人間が身近にいる場合

極力距離を取るしかない。

 

特に担任の教員とは距離を取りづらいとは思うが

子どもを一人で教員と向き合わないようにさせるのが

最善の策だと思う。

 

子どもにそういった意識を持たせるのは心苦しいが

自分を守るためである。

 

また

子どもたちの自己防衛が

教員を救うことにもなると感じる。

 

わいせつ・セクハラ気質さえなければ

いい奴なんだけどな…

そんな人間は存在する。

 

世知辛い世の中ではあるが

例え教員であっても

2人きりで同じ空間にいない

 

これを徹底してほしい。

 

 

そして

それを徹底することにより

学校にいづらくなってしまったとしても

本質的な問題にはならない。

 

なぜなら学校は

「人と同じことをするということを学ぶ場」

に過ぎないからだ。

 

 

学校に行かずとも学力は塾や在宅学習でどうとでもなり

礼儀・作法は習い事やコミュニティ参加で身につく。

 

逆に

学校に一所懸命に通ったところで身につく学力・礼儀作法は知れている。

(学校卒業者はみんな学力と礼儀作法が最高に身についていることになってしまうがそんなことは全くない)

 

 

わいせつ・セクハラからを避けること

これを能動的に実施していきたい。

 

私は声を大にして言いたい。

 

わいせつ・セクハラ犯を叩くばかりでは何も解決しない。

 

子どもの身は家族と本人が守る。

 

これを念頭に

生活していこう。

 

 

以上です。