晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

子どもに恥をかかせないために 親が持つべきたった一つの意識

自分の子どもが先生に叱られた

自分の子どもが同級生の保護者から注意された

自分の子どもが陰口を叩かれている

周りの保護者が自分の子どもを見る目が冷たい気がする

 

 

全ては子どものふるまいから生まれます。

でも、子どものふるまいを形作ったのは、親であるあなたです。

 

いつも、しょっちゅう、最初に挙げたようなことが起こるようなら、

それは周囲ではなく本人、もっと言えば本人を育てた親に原因があります。

 

親が子供に恥をかかせないように意識すべきことはたった一つです。

それは

 

「礼儀を重んじること」

 

です。

 

礼儀を重んじない親の子どもは当然、礼儀を重んじることはできません。

【覚えはありませんか?】

・PTAのとき、コートを着たまま学校に入ってしまう

・室内でも脱帽しない

・指定時間に遅れてしまう

・人を平気で待たせてしまう

・子どもを迎えに行く約束の時間にしょっちゅう遅れる

・「いつもお世話になっています」などの定型的な挨拶をしない

・他の保護者の前で子どもを叱らない(放っておく)

三者面談終了時、教室を出るときに「失礼します」と頭をさげてあいさつせず、

無言で去る

 

………などなど、挙げればきりがありませんが、

こういった親に育てられた子供は礼儀を学ぶチャンスが微塵もありません。

 

【見た目の礼儀のみしっかりしている子ども】

元気に挨拶ができて、返事もいい。でも周囲からの評判はそれほどでもない

(元気にあいさつできるね、程度)。

そんな子どもをみたことがあるでしょうか。

そういった子どもは得てして勉強の成績が芳しくありません。

それは親から表面のみを教えられているからです。

 

なぜ元気に挨拶するのか?なぜ元気に返事をするのか?

この意味を教えられていない子供は、単に元気な(に聞こえる)挨拶と、

元気な(に聞こえる)返事しかできません。

 

【なぜ元気に挨拶するのか?】

それは、挨拶をする相手を思うからです。

相手に聞こえるように、さわやかに元気に、

そして相手にもさわやかに元気になってもらうように、

元気に挨拶をするのです。

 

 

【礼儀だって相手を思う結果】

人は、相手を思うからこそ、礼儀を重んじます。

三者面談で学校に行く際、どう思って学校へ向かうか?

わざわざ自分たち親子のために時間を取ってくれた先生への感謝を持っているか?

それとも、学校の先生なんだから当たり前のことだ。むしろわざわざ学校へ来させるな!なのか?

 

後者の親の子どもは心底では学校の先生を軽視しています。

学校の先生の言うことを理解しようとはしません。

代わりに、誰かの言うことを聞けばよいのでしょうが、それもしません。

なぜなら、礼儀がなっていない人間は、相手のことを思いやれないからです。

 

自分に何かをアドバイスしてくれる存在。

これは本当にありがたいものです。

ですが、礼儀がなっていない親の子どもは、そのアドバイスを無に帰させるのが大得意です。

 

先ほど挙げた【見た目の礼儀のみしっかりしている子ども】も同じです。

宿題や家庭学習など、指示を守れません。

なぜなら、せっかくアドバイスをくれる相手のことをおもんぱかることができず、

アドバイスをくれた恩を返そうという発想にならないからです。

結果、成績が悪いです。

 

全ては、親が子供に礼儀を重んじる大切さを教えてあげられていないのが原因です。

 

子どもに恥をかかせないようにするため、礼儀を教えましょう!

その前に、礼儀を教えられる自分になりましょう!

 

今からでも遅くはありません!

 

さしあたり、ご家庭内で元気に「おはよう!」とあいさつすることから始めてみては?

子どもがあいさつを返さなくても構いません。

返ってくるまで何日も、何か月も、何年も続けましょう。

そして、やっと子どもからあいさつが返ってきたその日が、

礼儀を重んじることの片りんを教えてあげられた日になるでしょう。

 

親が変われば子どもなんかいくらでも変わる!

 

子どもが幸せをつかむために、親ができることを最大限してあげましょう!