晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

真顔で突然「手をつなげばいい」と指示出しされる

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今日

 

近所の駄菓子屋に娘と初訪。

散歩の途中でたまたま見つけ

するすると入店。

 

昔ながらの個人商店で

10畳ほどのスペースに

(店の規模にしては)豊富な種類の商品が置かれている。

 

 

娘は子どもなもので当然というかやはり

乱雑に商品に触れそうになるため

制止しようとしたら

 

「手をつなげばいい」

 

と突然真顔の店主(おばちゃん)

から指示出しを受けた。

 

 

なんと表現すればよいか

 

もっと言い方の工夫があるのではないかと

率直に思った。

 

商品をダメにされる損失のデカさ

など

店側の事情も分かるし

とっさの一言だったのかもしれないが

 

それにしても

その言い方はないだろう

という感情で一杯になった。

 

 

 

秋田の店は

殿様商売

と言われることが多い。

 

おそらくその通りだと思う。

 

 

例えば居酒屋一つとっても

 

秋田の居酒屋はとにかくスタッフを呼んでも来ない。

注文をしても長い時間提供されない。

 

スタッフの態度に「気遣い」

という要素が一切ない。

 

そのようなお店が相当数存在する。

いわゆる繁盛店

と呼ばれる店舗でも。

 

そこをいくと

他県(特に都会)では

 

チェーン店のアルバイトスタッフでも

丁寧に接客してくれる。

 

秋田では考えられないことだ。

 

※秋田でも素晴らしいスタッフは少数ですが存在するので誤解なきよう

 

 

私は

なにも

世の店員はみな私の前に膝まづけ

などと言っているのではない。

 

ただ

 

相手に敵意を抱かせる

いわば

「攻撃」

を仕掛けるのはやめにしよう

 

と言いたいのみである。

 

 

一方

私は

世の店員さんは

もっとテキトーな接客でもよい

という考えも持っている。

 

 

例えばコンビニの店員さん。

 

お箸はお付けしますか?

袋はお持ちですか?

温めたお弁当とジュースは

別の袋に致しますか?

 

などなど

ものすごい丁寧さ。

 

ここはもっとラフでもいいと思う。

 

例えるなら

中川家のグアムの入国審査

 

これぐらいでもいい。

 

しかし

上記入国審査官には

コチラを攻撃する意図が全く見えない。

 

 

要は

スタッフ側が

・「客に落ち度ありき」という他責志向

・歓迎していない事を隠さない

という前提で接客してしまうと

それは「攻撃」と感じてしまうのが私。

 

 

冒頭の駄菓子屋にしても

私が店主なら

 

子どもが手に取ることのできる位置に

商品を配置しているのは

子どもに見せるため=売上アップのため。

 

そのことは店側の事情に過ぎない。

 

幼い子供の来店が予想できるのに

商品陳列の工夫をしていない落ち度というものを

 

多少なりとも感じるはずだ。

 

 

件の店主(おばちゃん←41歳の私がおばちゃんと思うということは年齢的には立派なおばあちゃん)

は全く自身の落ち度を考えもしていないのだろうと推測。

 

 

 一方

コンビニでは

「(酒類購入時の年齢確認)画面タッチをお願いします」

でキレるミラクルバカも出没するらしい。

 

これはいかん。

 

 

ハワイのコンビニ店員は

・愛想ゼロ

・袋詰め乱雑

・早口

の三拍子そろっている。

 

日本もこれくらい

とまではいかなくとも

もっと言葉づかいはラフでもいいだろう。

 

 

ただ

 

一度だけ

店員のたった一言

によって負の感情(恨みに近い)

を抱いたことがある。

 

それは

駅前にあった居酒屋

「NTりのすけ」。

 

確かに来店時は大型連休中ということで

スタッフが足りていないようだった。

座席に座ってから気づいたが

店主一人で切り盛りしているようだった。

 

一杯目の酒を飲み終え

二杯目の酒を注文する際に

連れが少し酒の種類に迷い

注文を伝えるのに空白の時間が生まれた。

 

そこで店長のこの一言。

 

「会話にはテンポってやつがあるだろ?

それを崩さず言え」

 

この一言が表す意味は

 

「客であるお前らは

俺一人で切り盛りしていることが

どのようなことなのかを考慮に入れ

そこを慮った行動をして当然だ」

という他責志向

(店が大変だったら入店断ったり最初の注文時に何か言えよと。)

 

自分の努力不足を棚に上げるこの志向はかなり危険だ。

 

もしもこういった人間が身近に存在するならば

速やかに縁を切るべきだ。

他責志向を自責志向に変化させることは

大変な困難を伴う。

 

私は

すぐに店を後にし

持ちネタとして100回くらい

酒の席でこの話を

店名付きで披露した。

 

ちなみにその店

今はもうない。

(でも結構もった方かと思う)

 

 

 

 最後に。

 

くどくどと愚痴を連ねてしまったが

一番大切なのは

自分が何を言われても動じない

という精神を磨くことだと思う。

 

いや

動じない

どころか

攻撃に気づかない

というレベルに達したい。

 

攻撃するかどうかは

相手の課題であり(byアドラー心理学

 

自分の課題は

それをどう受け止めるか。

 

 

たとえ明らかな「口撃」

を受けたとしても

何も感じなくなるレベルに

自分を持っていきたいと思う。

 

寿命内には実現したいと思う。

 

合掌。