成績が上がらない子供の典型的な行動、今回はテスト中の行動について、書きます。
ズバリ書きますので、保護者の皆さんは、心して見てください。
成績が上がらない子供の特徴として、テスト中に試験監督者が気になる行動をしてしまいます。
親は知る由もありません。でも、とても重要です。
具体例を挙げます。
【テスト中、生徒の気になる行動】
①試験監督者とよく目が合う
②試験開始前の注意事項を注意深く聞かない
③休み時間、次の科目の復習をしない
④休み時間、友達と話す
こういった子どもは、例外なく成績が上がりません。
理由は、テストを受ける目的を見失っているからです。
自分が今まで培ってきた力を試そう!と思ってテストを受けている子どもは上記4点の行動はとりません。
これまでに何年も、目標とする志望校合格に向けて、意識と行動を高めてきたからです。
ですので、保護者の役割として、せめて
テストを受験する資格を我が子に与えてほしい
と思います。
具体的には、
■テスト終了の「やめ」の合図がかかるまで考え続けること
■休み時間は、次の時間の科目を勉強する時間だと知ること
です。
特に、公立小学校では、テスト中に時間が余ったら読書をして待つように指示するところもあるようです。
これは、受験を勝ち抜くという観点では明らかな間違いです。
多数の児童を管理する上では必要な指示なのかもしれませんが。
ここで、学校批判をしていても子供には何の足しにもならないので、
前に進むことのできるように思考しましょう。
とにかく、
■テスト終了の「やめ」の合図がかかるまで考え続けること
■休み時間は、次の時間の科目を勉強する
を守ることです。
そして、それを実行するのに必要なのは、今までの自分の行動からくる自信です。
その自信があればこそ、テストという刹那的な行事にも一生懸命になれるのです。
それでも、望んだ結果が手に入るほどテストは甘くはありません。
そのテストの結果から、自分に足りない個所を復習します。
それも怠らないでください。
しかもそれはテスト実施から24時間以内にする必要があります。
なぜ24時間以内なのか?分からない方はお聞きください。
こういった行動を積み重ねているお子さんは、試験を大切に受けます。
かけてきた意気込みが違うからです。
逆を言えば、かけてきた意気込みが軽ければ軽いほど、テスト本番を一生懸命に受けません。
学年問わず、テストを受ける前に子どもの意識を高める。
それが親の役割の一つと感じます。
塾に通わせるもよし、強制で家庭学習を徹底させるもよし。
子どもがついてくる方法を実践してください。
もしも、子どもが勉強を心底嫌がったら、無理にさせる必要はありません。
勉強以外で生きる道を指導してください。
勉強嫌いにさせてあなた、親の責任です。
責任はしっかりとってください。
現実を突きつけますが、こればっかりはきれいごとでは子供が変わることはありません。
親が覚悟を持って、愛する子どもと最悪心中するような心持で、受験に臨んでください。
すべては子どもが育ってきた家庭、それを形作った保護者の責任です。
頑張りましょう!!!!!