晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

【業務分担】自分ができることは、人にもできるようになる

仕事を抱えすぎの方へ

 

その仕事、意外と人にやってもらうことができるようになります。

 

以前の私は、仕事を抱えすぎていました。

自分にしかできない、いや、むしろ自分に押し付けられているように、

そう感じていました。

毎日が大変でした。

 

時には40連勤という日々もありました。

異常です。でも、当時は

「自分の仕事が遅いのが原因だから仕方ない」

と思ってしまっていました。

もしも、今、40連勤しろ、と言われたら確実に会社を辞めるでしょう。

 

何も得るものはないからです。

消耗するだけ!人生の無駄!

 

さて、どうやって自分の仕事を人にやってもらうかですが、

その前に大切なことが一つ。

それは、

 

自分の仕事を託せる人材を確保し、育てる

 

ということです。

 

これははっきり言って、最初は手間がかかります。

相手が年を取っていればいるほど手間と時間がかかります。

 

しかし、それを乗り切れば(人材と振る仕事内容を間違えなければ絶対に乗り越えられます)、

あなたの抱える仕事は激減します。

 

以下に、私がやった具体的な方法を述べますので見てほしいな。

 

【任せるべき仕事】

自分の仕事を人に振りたい。

それを実現するためには、

どの仕事(作業)を振るのか?

ということがカギとなります。

これを間違えると上手くいきません。

 

どの仕事(作業)を振るのか?

その答えは

アルバイトでもできることを振る

ということです。

 

それを見極めてください。

 

【仕事の種類】

例えば、私は学習塾のマネージャーの立場にいます。

結構な大規模塾なので、すべてを一人でやろうとするとそれはそれは大変です。

(社員が私1名、あとはすべてアルバイトの講師です。アルバイトの講師は夕方からしか来ません。)

 

どんなことを日々やらなければならないかというと、

 

・掃除(机の数が多く、部屋が広いため、一人でやると毎日2時間ほどかかる)

・毎日の座席表作成(一人でやると後手後手になり、これまた作成だけで30分ほどかかる)

・生徒と講師のシフト作成作業(これが一番厄介で、生徒や講師の予定変動が日々激しいため、毎日欠かさず2時間ほどかかるし、業務中にうまく時間が取れないと、残業、早出でやるしかなくなる)

・塾生の成績回収・管理

・電話対応

・必要備品の整理・整備

 

・集客

・生徒の成績アップ作戦を練る

・顧客対応

 

などなど、今考えてもよく一人でやっていたな、と思います。

同時に、これを一人でやろうと思うことがおかしいな、とも思います。

でも、当時の自分は思考停止状態で、これが当たり前、嫌なら辞めるしかない、と思っていました。

辞めりゃよかったのに。

 

【自分の仕事とは?】

たくさんの仕事がありながら、会社が私に求めることはただひとつ、

収益を上げること

です。

要は、たくさんの生徒に通ってもらうことです。

 

それに直結するのが上記【仕事の種類】でいえば、

・集客

・生徒の成績アップ作戦を練る

・顧客対応

の3つとなります。

それ以外の仕事は現在すべて、アルバイト従業員にやってもらっています。

 

自分以外の人にもできる仕事を振ると言いました。

ただ、調子に乗って、アルバイトにはできないことを振ると、破綻します。

 

人材を育てる時間は無駄、人間関係に亀裂も入るでしょう。

 

何を任せるか?

これは慎重に考えた方がよいと思います。

 

【仕事を振る相手を確保する!】

さて、振る仕事が決まったら、人材の確保です。

周囲に相手がいるならばよいですが、

いない場合は募集をかけないといけません。

 

会社に掛け合い、アルバイト募集をしてもらいましょう。

(その手続きは自分でやれ、と言われるかもしれませんが、しょうがないのでやりましょう。)

 

もしも、そんな人材を確保する余裕がない!

などと言われる、またはその可能性が大きいのであれば、

これまた手間が少しかかりますが、

人材確保でどれだけの収益を上げられるか

考えて報告してみてはいかがでしょうか?

 

正直、世の中の最低賃金は低すぎます。

時給800円900円で人をこきつかうなんてひどい話です。

 

しかし、企業側から見たら、少ない(と思われる)投資で

人材確保ができるのですから、ラッキーです。

 

とにかく、その時給以上の成果をあなたが上げれらる見通しがあれば、

GOサインが出る可能性が高まります。

 

例えば、時給800円で一日8時間勤務する人を雇うなら、

1日6,400円です。

週に5日なら32,000円、

それが4週間(一か月)で128,000円。

 

要するに、会社がアルバイトを月に128,000円で雇う反面、

それ以上の収益をプラスであなたが上げられるのであれば、OKということになります(正確には求人広告代、採用にかかわるコストや、雇用後の社会保険の類などがプラスになるため、金額としてはもっと稼がないといけないんでしょうけど!)。

 

【一日8時間のバイトがいれば、ほぼなんでもできる】

一日8時間、自分の右腕として働いてくれるアルバイトが1名いれば、

大抵のことはやってくれるようになります。

 

ただ、少し時間はかかります。

2か月は育成期間を持たないといけません。

 

この2か月が我慢できず、ダメになるかもしれません。

それはもったいないです。

 

ですので最初の育成期間を大切に、育ててください。

 

そして、空いた時間で、あなたが本当に腰を据えて取り組むべきことに取り組んでください。

 

【年長層と若年者のちがい】

仕事の呑み込みの速さは、年長層と若年層では段違いです。

圧倒的に若年層が速いです。

自分の経験で言うと、

30代後半以降の人材と20台前半の人材では、

仕事の呑み込みの早さは2倍~10倍くらい違います。

(例外もいるかと思いますが、それでも10人に一人とかのレベルではないでしょうか)

 

本当の単純作業であれば、若年層にお願いするのがいいと思います。

 

ただ、年長層は、大概、気が利きます。

最初は「いらないおせっかい」が多く、困りますが、

仕事に少しづつ慣れてくると、こちらが意図しない好影響を与えたりします。

 

あなたはどちらのタイプの人材がよいと思われますか?

(私は併用しています)

 

 【最後に】

自分の抱えている仕事の多くは、自分がやらなくてもよい、言葉を選ばずに言うなら、くだらない仕事なのです。

そのくだらない仕事を大変な思いをしてやって、

挙句の果てに

「業績を上げていない。お前はいったい何をやっていたんだ!」

などと言われたら、やる気がなくなるか、殺意が湧いてくるかのどちらかです。

 

自分がこの世で生き抜いていくため、

自分がやる必要のないことは人に任せましょう。

人に任せられる状態を作ることに労力を傾けましょう。

 

あなたの仕事がうまくいきますように。

祈っています!