晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

上司に有給消化を拒否されたけど、結局消化できた話

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今の会社を退職することとなりました。

 

3月末が最終出勤日です。

 

一年ほど前、

辞める決意とかこのブログでほざいていましたが、

mar1003.hatenablog.com

やっと辞めます(おそ)

 

結局、

無事 たまった有給をすべて消化することができるようになりました。

上司に対しては

今でも「最初からそうせえい!」という感情しか出てきません。

 

今回は、

私の勤務する

「高尚な教育理念を掲げている大手塾」でも

退職するものへの有給消化拒否(法律違反)

なんか余裕でするよ

という事例をご紹介したいと思います。

 

これから退職するおつもりの方は、

間違っても有給消化に妥協しないでください!

この記事はコロナウイルスワクチン開発の次に

人類の希望になるものと信じていません。

 

 

目次

 

 

退職を申し出る

12月27日、上司に退職の意思を伝えました。

 

1月15日が最終出勤日と希望しました。

 

※私の場合、法律上14日前まで申し出れば退職可能です。

ほとんどの方がこれに当てはまると思いますが、

詳しくは民法627条1項を検索してみてください。

 

前々日に急な残業を命じられ朝方帰宅という出来事があって

私の堪忍袋の緒は切れてました。

 

最終出勤日を延ばされる

当然、2週間ちょっとで退職、など了承されるはずもなく3月末まで勤務するよう言われました。

まあしょうがないかな、という感じです。受け入れました。

粘ればイケたのですがそこまで強く思いませんでした。

 

 

退職日がなかなか決まらない(有給消化についてボヤカされるため)

最終出勤日はその場ですぐに決まりましたが、肝心の

「退職日」

が決まりません。

 

ちなみに

私は有給休暇が40日残っています。これは日本の会社員のMax日数です。

これ以上有給は溜まらない、と

法律で定められているはず(労働基準法第39条)。

 

最終出勤日後にその40日を消化し、となると

5月末付で退職となるのかな、

と大雑把に計算していました。

 

 

有給は20日間しかないことを上司から告げられる(んなハズない)

退職申し出てから何やかやで多忙を極め、退職日をずーっと決めずにいたのですが、

3月中旬になって上司から

「退職届がまだ出てないから出して。有給は20日と人事部長が言っていた。

だから退職日は4月30日にして」

「なぜ20日間しかないかというと、働く意志のないものに新たに有給の付与はできないためって人事部長が言っていた。」

と唐突に言われました。

 

※解説すると、

世の中の会社員で、入社より6年半以上勤めている方は

1年に一度、会社の定める日に20日間の有給が付与されます

(これより少ない年数の場合はちょっとずつ付与日数少なくなる)。

うちの会社は毎年3/16に付与されます。

有給付与日は会社の就業規則に載っています。

有給は2年分(最大40日)まで溜まります

有給付与日に古い有給から削除され、新たなものが付与されていきます。

 

で、私は3/16の前に退職を表明していたため、

古いものが消され、新たなものが付与されない、

すなわち

次年度の有給付与対象にならない、という理屈で

20日しかないとのことでした。

 

ウソですよ!

 

上司に有給残は20日、そう告げられ私の頭の中は

「?????」

ってなりました。

 

0.7秒後(おそ…)、

「これが有給消化させないための圧力か!!」

と思い当たりました。

全国規模の会社でこんなことがあっていいのか!!

私の心の中は穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって

目覚めた云云かんぬん。

要はあれです。

もう少しで 光より生まれし戦士 になるところでした。

ゴジータです。

 

有給消化を全日数(40日)分することを改めて申し出る→断られる

私は改めて上司にこう言いました。

「人事に聞いてもらえませんか?40日Maxで消化できる方法を」

と。

 

普通の社会人であれば、この要求に対する答えは以下の二つとなるはずです。

★分かった

★自分で聞いて

 

しかし 

上司の答えは

「本当に有給40日もあるの??」

でした。

 

いや、だからあるんだっつーの。

12月末にインフルで数日有給使ったのと

あと3月上旬に

「ちょっとコロナっぽいです」

っていってズル休みさらに数日使ったけど

それらは3/16でまた40日に復活したの!

 

と心の中で唱えながら

 

40日あるかどうかも含めて人事に聞いてください

と言いましたが聞かずに

「いや40日もねーだろ」

の一点張りで結論出ませんでした。

 

『心の底から』ってこういう時に使うんですね。

心の底から頭ワリーな!!

と思いました。

 

頑なに

なんというか、

上司がまともな行動に出ません。

明確な答えを出したくない。

という意図が見え隠れします。

 

4分の3の消化にするよう迫られる→断る→脅される

翌日、上司が

28日消化で5/15退職日でいいだろ?もう面倒くせえからこれで決まりな!」

ジンバブエ語並みに理解しづらいことを言ってきました。

(ちょっと譲歩されてるけど…) 

 

私は断固として譲らず

40日Max消化で5/30退職でお願いします

と言い放ったところ、

上司は

もういい!弁護士でも何でも立てろよ!

人事にはお前が言ったありのままを報告するからな!

あとは裁判でも何でもやって自分で解決しな!

 

と脅してきました。

なんか、

今までの上司との関係性が一気に崩れたなー

って感じましたね…。

 

再び上司と相まみえる→あっさりOKもらう

脅された次の日は休日だったので

一応、準備として

労働基準監督署に相談しました。

直接出向きますと言ったら

このご時世なもので

「電話でダメですか?」

二位じゃだめなんですか?を思い出すほど

鮮やかに訪問拒否されました。

 

やはり労働基準監督署の相談員の方も

会社の言い分の理解に苦しんでいる様子だったので

理論武装オッケイ」

となりました。 

 

翌日、出社して上司と決着つけようと話をしましたが

驚くほどあっさり

「40日Max消化OK」

出ました。

 

 

まとめ

 

なぜ上司がここまでゴネにゴネたのか?

おそらくですが、上司の考えの念頭には

「辞めるような奴が有給使うなど正気の沙汰ではない」

「辞めるだけで迷惑かけているし人員不足でみんなが苦労してるのに

自分だけのほほんと有給消化するのかよ」

というものがあるからなのでしょう。

 

有給消化は労働者の正当な権利ですし、

人員不足は上司の管理能力不足ですし、

なんと言いますか、

全てにおいて上司の言動に説得力のカケラもありませんでした。

 

上司からは常々こう言われていました。

「お前の言葉には説得力がない。定時出社定時退勤してる奴の言うことなど

誰も聞かないぞ」

と。

今でも「 ? 」が2兆個付くぐらい意味が分かりませんが

とにかく、

今現在、上司の言動が最強に説得力なしです。

 

最後に上司にはこう言われました。

「晩節を汚すな」

と。

え?

どこがダメなの?

有給取ったこと?

思い当たるフシが全くありません…。

 

人員不足の原因、それは

「社員を増やしたら自分(とその腹心)が他県に異動となる可能性が出てしまうから」

社員を増やさない

という私利私欲に基づいたものであることは周知の事実です。

 

いうなれば、

今までの私はその私利私欲実現のための道具に過ぎませんでした。

それがなくなることへの腹いせも少なからずあるのだと思います。

 

あと数年で上司は定年ですが、

果たして

定年後の上司を慕うものは存在するのでしょうか…。

いらぬお世話でしょうがね!

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました!