晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

今日は座敷に行けたぜ

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先日

久々に前の会社時代の先輩と飲ませていただいた。

一年ぶり近くであろうか。

 

そう

inだんまや水産
である。





 

いきなりだが

 

前の会社には全体的に恨みに近いものが
私の中に渦巻いている。

 

しかし
それは特に「上役」に対してのものであるので
(もっと言えば、会社組織そのものに対してで有るとも言える)

 

比較的年齢の近い者どおしの関係性には全く不満はなかった次第である。

 

話は脱線するが
当時の同僚に
オムロンさん(仮名)
という人がいた。

 

年齢は多分私の一コ下。まあアラフォー。


オムロン(仮名)さんとは勤務する階が違ったため
毎日のように顔を合わせる関係性ではなかったが


時折、長く会話をする機会があり
結構なユーモアセンス(天然?)で
私を苦笑させに来たものである。


さて
オムロンさんの階にはもう一人、
大木凡人似のオッサンがいた。


そいつは立場的には我々よりも上で
要所要所でこちらが憤慨するような難癖をふっかけてきたりしていた
クソ害悪である。

 

ある日
そのボンド(ボケ)がすれ違いざまに
私に


「俺に会場まで歩いて行けっていうのか?」
と突然にほざいてきた。

 

私は以前にもボンド(ボケ)と本格的にやりあったことがあったので
(その時は『あのおとなしいアイツ(私)があそこまでキレるなんて』」

と社内が1週間くらい騒然となった)


また何かカマしてきやがったかと思い

「は?」

と返すと


「移動手段が徒歩しかないのに単独移動させる気か??」

と重ねて吐いてきた。


要は
私が運営指揮を執るイベント、

その運営手順を記した表を私から全社員にメールで流したところだった。

 

私は(また喧嘩売ってきやがったのかクズだな)
と思いながら

 

「歩いていくのがイヤならタクシーでも使えばいいんじゃないですか?
事情説明すれば経費で落ちるかもしれないから。」

 

とこれ以上ないくらい論理的に言うとボンド(ボケ)が

「イベントの運営責任者たるものスタッフ一人一人の移動手段まで手配するのが筋だろう」

などと超理論を炸裂させてきた。

 

皇族か?

お前は皇族か何かなのか??

だったらSPの100人や200人手配するぞ!


私はたまりかね
「イベント会場までチャリで十分行けますよ。チャリ通ですよね?ボンドさん。」

というとボンド(ボケ)は

 

「俺にチャリで行けっていうのか!!」

とこう来た。

 

結局、誰かの車に同乗するという算段になったのだが
非常に不快なやり取りであった。

 

その時、たまたまそばにいたオムロンさんから
「いつものことですから。こらえてください。」


と近畿なまり(東北人になまりのことを言われたくないと思うが)の声をかけてもらった。

非常にありがたい言葉だった。


その夜
オムロンさんから
上司と私宛にイベントに関する業務メールが来た。

 

オムロンさんはメールの最後に
「今日のボンドさんの件は気にしないでください」
と気遣いの一言を先ほどの声掛けに重ねるようにして入れてくれた。


おそらく上司にも「あいつ(私)が苦労しているようだ」
と知らせる意味も込めてのこと。

私は


あえてそのメールに返信をし、

オムロンさんと上司に向けて

 

「今日のボンド(ボケ)さんの発言に関しては殺意を抑えられない人がいるのでしょうか」

と返信。


暗に「上司よ。お前はこのやりたい放題のボンド(ボケ)を見て見ぬふりをしていることを是とするのか?」
というメッセージだ。

 


その後、この記事

mar1003.hatenablog.com

のような顛末になるのだが


上司は私と怒鳴り合う前に
オムロンさんを今回の件についてひどく叱った。」
とほざき始めた。

 

なんのことだバカ

と思いつつ話を聞くと上司は

 

「わざわざお前の『殺意云々』の話題を引き出すためのメールになってしまったことはいただけない。
そんなこと(私に対する気遣い)はメールに書くべきではないとする判断力がなかったことに叱ったのだ」

 

だそうだ。


うん

くだらねー。


俺が殺意云々言わなきゃお咎めなしだったんだろうが!

本当にこいつは自分の考えがねー野郎だな!!


以上のような出来事もあった。

上司(クソだし、もはや私は問題にもしていなかったがオムロンさんにとっては一応上司)
からいわれのないことで、私のせいで叱られたオムロンさんには今でもお詫びの気持ちでいっぱい。


そのあとは上司との怒鳴り合いや
他の社員からのインタビュー攻め(『お前、いろいろ何したん?』)
にあったりで仕事の時間がつぶれてラッキーアワーだった。

 

余談だが

私のように入社以来十数年おとなしかった男が
いきなり普通に
相手の暴言に対してやり返すようになると

 

本当は大したことではないのに大騒ぎになる。

 

例えが適しているかは分からないが

不良がたまにいいことをするとスゲーいい人に見える

の逆パターンなのだと思う。

会社でおとなしくせざるを得ない人たちに告ぐ。

 

自分を前面に出したほうがトータル得をする。

これは真理と確信している。

 





 

先日ご一緒させていただいた先輩は
前の会社のスタッフの中でも

 

公私ともにお世話になった唯一の方で
年齢も近く話題も合い

 

お互いが退職した今もちょくちょく一緒に飲ませていただいている。


お世話になったのだから
大衆居酒屋ではなく
もっといいところをセッティングしろよ

 

という意見もあろうが

十数年前から私たちは
なぜか
だんまや水産なのである。


おそらく
お互いが億万長者になったとしても

 

私たちは
だんまや水産秋田大町店
に集うであろう。


この日は夜七時開始であった。

普段(惰性の飲み)は夜九時くらいに訪問しているのでいささか早い到着。

だからか
座席が
テーブルか座敷の選択制となっていた。

 

いつもはテーブル席のみ。

早く行けばいいことあるのね。

途中から店長がレジにいた気がするが

 

わざわざ、いつもと違う座敷を選択している時点で
大切な飲み
と判断されたのか
全く絡んでこなかった。

 

機転の利く方だ。

 

正直、
会計(先輩、いつもありがとうございます)や帰りの経路の際の記憶のなさ

 

そして翌日起床時に感じた我が家のキッチンのニンニク臭さ

(眠りながら『まぜるパスタ』で食糧を制作したらしい)


に驚愕しながらも


またの機会を心待ちにしている。

そういった週末の夜であった。


ではまた次回。