晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

開口一番「予約してますか?」って聞かれる問題への対処→慣れ

 

先日TikTokにて、とある居酒屋の店長が

 

「スタッフが最初に『ご予約されてますか?』
と聞くと怒り出す客がいる。怒るな。」

 

という旨の発言をしていた。

 

 

私は「いやあ、そりゃ怒るでしょ」
という考えだ。

 

なぜなら、来店→開口一番「予約有無の確認」をされると
客は「ああ、この店は予約していないと正規の対応をしてくれないのだな」

と直感してしまうからだ。

 

私も何度か経験したことがある。
この「予約確認昇龍覇」を。

その度にダメージを負ってきた(ムッとしてきた)。

なんとも心の狭き人間なのだ。私は。

 

「予約確認昇龍覇」はなぜ起こるのか?
これはお店側の、お店のスタッフの立場に立つと分かるらしい。

 

要するに、
居酒屋スタッフにとって来店客の座席への案内は
意外と骨の折れる作業なのだ。

とりわけ、予約客と飛込み客では案内の方法や先が変わってくる。

 

例えば
飛込み客と判断し、それ用の座席に案内したところ
実は予約客だったりしたらすげー手間だし(特に混雑時)
客からのクレームにもつながる可能性も生じる。

 

そういった無用のトラブル回避の解決策が
「予約確認昇龍覇」
なのだ。

昇龍覇じゃねーし。

 

 

くだんのTikTokの店長発言から私は
こんなふうに居酒屋の予約確認について
調べたり考えてみたりして
予約確認を是とする境地に至ったが

世の中その境地に到達していない人間のほうが多いことだろうと思う。

くだんの店長いわく、要するに
「単価の安い店の客対応はそんなもんだ」
という考えらしい。

そう言われればぐうの音も出ない。
店の入口に立たされたまま予約確認されたくなければ
安い金で飲もうとするんじゃねーよ!

まさにそのとおりだ。反論の余地は微塵もない。
完璧な論理だ。

 

しかし居酒屋の経営面から考えるとどうだろう。

居酒屋含め飲食店は常連客でその運営を維持されている。
飲食店経営は常連客をゲットする作業と言っても過言ではない。

 

さらに、意識の低い客が増えてもよろしくない。
まやまやでーやづ に来られてもメンドイのだ。

 

いくら単価が低い店とはいえ、その中で意識の高めな客、
要はめんどくさくない客を増やすことが大切だ。
まやまやでー客は結局接客コストがかかり儲からない。

 

入り口に立たされたまま予約確認を突然言い渡されることで
怒り出すやつはヤバいヤツだが、
瞬間とはいえムッとしたり疑問に思う人も多いことだろう。

 

そういった客の中にはたちの悪くない人間も含まれていることと思う。
その層をのがすことに、店側としてはなるのではないだろうか?

 

だから、くだんの店長のように
「安い店に接客の質を求めるんじゃねーよ」
という突き放し方は賢い店舗運営戦略とは言えないと私は思う。

 

であるからして、
私は提言したい。

 

ニッポンの居酒屋は来店した瞬間に予約の有無を確認する施設である

 

ということを定着させていけばよいのではないか??

 

スーパーで「レジ袋の有無確認」をやり取りする文化が広がったように、
居酒屋での予約有無確認も当たり前に行われるものである、

そういった宣伝を業界は考えてみてはいかがだろう?

 

それが実現すれば居酒屋も客もWin-Winだ(?)。

 

ぜひそうしよう。

 

 

 

 

先日、友人と二人で居酒屋目指して駅前をさまよった。
ノー予約である。

ボーナス支給日直後の土曜日ということで混み混みで、行く店行く店で断られ続けた。

 

当然、すべての店舗で廬山昇龍覇(予約確認)を食らった。
ある店など扉を開けた瞬間「満席でーす」とライトニングボルトを放ってきたくらいだ。

 

友人は4軒目くらいから「(ガラッ)予約してないんですけど二名いけます?」
という予約確認の存在そのものを崩壊させる必殺技を炸裂させ続けた。

鳳翼天翔である。

 

 

 

これから居酒屋へは「予約してないんですけど」を枕詞に訪問するようにしよう。

 

そう。日本国民総鳳翼天翔である。

 

 

本日は以上です。