晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

たむけんさん ツイッター ラーメン屋騒動から 子供のネットリテラシー

タレントのたむらけんじさんとラーメン屋さんのツイッターで話題になっている件で感じたことを。

 

要はラーメン屋さんにネットリテラシーがなかった、

ということになるのだと思います。

 

噛みつけば注目度が上がる、

事実だと思います。

ただ、その代償は大きいということです。

本業で、自分の生み出す商品の価値で、勝負しないと!

 

今回の一連の流れ、いい大人がすることではないと感じますが、

このラーメン屋さんにはこの一件で学びを得て、今後に活かしてほしいというしかないです。

 

ただ、このことは世の子どもたちに、生きた事例として教訓を得て欲しいと思います。

ラーメン屋さんの対応、その対応から生じる他人からの干渉(攻撃とも表現してもよいような)。

ネットの世界では一個人の情報などすぐに調べ上げられ、さらされてしまいます。

ネット上に上がった情報は、一生残ります。

一生です。

 

このことを、芯から理解している子どもはどれほどいるのでしょうか。

 

本来であれば、公教育である小学校、中学校、高校で指導があるべきです。

この指導がないという事実、これは時代に則していません。

塾や家庭教師、通信教育では触れられないこのジャンルに対する教育こそ、

学校ですべきと思います。学校教育は、もっと時代に追いつかなくてはなりません。

国の怠慢(以下略)。

 

と、不満を並べ立てても仕方がないので、

それぞれのご家庭で自衛するしかありません。

ネットリテラシーを考える際、どんな理念を念頭に置くべきか。

それは、

人に対する礼儀

だと私は考えます。

 

ネット上でのやり取りは、時に機械を相手にしているような印象を持ちます。

あたかも人間の感情を介していないような、なんといいますか、空想の世界ととらえてしまうときがあるかもしれません。

しかし、ネット上でやり取りしているのは、PCを、スマホを、タブレットを操っているのは人間です。

 

実生活で人に対する礼儀をわきまえているのであれば、

ネット上でも同じようにふるまうことです。

それを、親から子へ、自信を持って伝えることが大切です。

 

今の時代は就職活動を控えた学生が、SNSのアカウントをわざわざ消します。

それもどうかと思います。

企業の人事担当者に

「私のSNSでの発言はとてもではないが見せられません」

と宣言しているようなものです。

 

そんなことをするまでもなく、

「これが私のSNSアカウントです。どうぞ見てください!」

ぐらいのものにできませんか?

(もともとやっていないのであれば別にいいですけれども!)

 

ネットの世界と言えど、ディスプレイの向こうには人がいる。

このことをもっと意識しましょう!