晩酌と相撲好きのブログ

毎日ビール2本程度の晩酌とおいしいつまみ、そして大好きな相撲を愛しているアラフォー妻子あり男の心の内です。たまに本業の教育分野に関することもつぶやいたり。暇つぶしに見てやってください

人手不足で閉店したラーメン屋の情報を聞いて

市内のとあるラーメン店が今月末で閉業するという。

 

そのニュースを聞いて私が瞬間、思ったことは

 

さもありなん

 

だった。

 

その理由を述べるととともにケーススタディとして勝手に私の中での教訓としていきたいと思ふ。

 

このラーメン店、元々は居酒屋だったが数年前に経営不振で閉店し、その後ラーメン店に業態を変え営業を再開していた。居酒屋時代はコロナ禍に翻弄された不幸なお店といえる。

 

しかしこのとき、すなわち居酒屋閉店の際に店から発信されたメッセージ(SNS)は
「客が来なくなったので閉店することになった」
という旨の内容だった。

 

一見なにも問題ないように思えるがなんというか、言葉ではうまく説明できないがなんとなく

「客よ、お前らが来ないから俺の店は閉めることになったのだ。俺の店に来ない選択をした客らよ、貴様ら自身の責任を痛感せよ」

という強い念が込められているように感じた。このメッセージに。

 

通常ならば「長い間ご愛顧ありがとうございました」だけで済むものだと思うのだがこのときのメッセージはわざわざ「来店客減少のため」と理由を明記してあった。

その時点(コロナ禍)で閉店理由を明記するのであれば「このご時世により」などで済むものではないかと私は感じたのだが私の感覚がおかしいのだろうか…?

 

そんなことがあり私はこのラーメン店の店主(オーナー?)は非常に強い他責思考の持ち主だと感じた。

 

そして時は来た(橋本)。

案の定その後業態を変え営業を継続していたラーメン店も閉店と相成った。
当然のように「人手不足により」という閉店理由も明記して。

この「人手不足により」の理由明記もおそらく従業員に対しての非難が多分に入り混じっているように感じる。ってか絶対そうだろって思っている。

そんなこんなでこの店が「人手不足」に陥った理由も容易に想像できる。

そう。

要は人が働きたくない職場なのだと推測する。例えば近所のスーパーで「人手不足により閉店」とか「午後は閉めます」とか聞いたことがない。

人手不足の解決(パートやバイト人員確保)は人員を配置する係の者が頑張ればなんとかなるものだ。しかしこのラーメン店はその努力虚しく(おそらく私が思う『努力』は絶対にしていないと確信しているが…)願いは叶わなかった。

 

なぜ人手不足に陥ったのか?理由は大きく二つあると私は考える。それは

・仕事がキツい

・職場の人間関係が悪い

だ。

 

要するに給料の割に仕事がキツく、パワハラ気質や同僚同士の嫌がらせのようなものが横行している職場で働こうと思う人はいないということだ。このラーメン店はまさにこの二冠を達成していたのではないかと感じる。 

前述の通り、強烈な他責思考のリーダーが仕切るこのラーメン店のもとでは従業員がリーダーからのパワハラに悩まされていたのではないだろうか?

その上仕事内容もキツい(パワハラ下ではどんな仕事もキツく感じてしまうのだが…)となれば誰も働くことを継続したり働く機会を増やす(シフト増)ことなどしないだろう。

 

このラーメン店主はパワハラをやめ業務内容を見直し、職場の人間関係を構築する努力を怠ったのだ。いや、こういった人間は努力を怠るどころか全く努力をしていないのではないかとも感じる。

 

今度店を展開しようと考えているのであれば、この店主さんには人間関係の構築について勉強してみてはどうかとアドバイスしたい。絶対に聞かないと思うけど。

 

 

さて一方、久々に行った別のラーメン屋では店員さんの質が下がっていた。具体的には

・客から呼ばれないとオーダーを取りに行かない

・頭髪が自由(主に色的に)になった

・愛想悪い

という三拍子揃い。

 

私はそれで良いと思う。オーダーなど客からお店側にお願いせよ!提供される商品に影響なければ世紀末モヒカンでも問題ない!当然愛想など皆無で良い。

久々にこの店に行ったがこのスタッフの性質の変化に少し驚いた。がラーメンは相変わらずの美味しさのためノー問題。

スタッフ確保のために店主が工夫を凝らした結果だと強く感じる。人員不足はこの店には発生していない様子だ。令和における働きやすいお店づくりの常識は私達には想像だにできないレベルに達している可能性を否定できない。

 

というわけで、今日は他責思考は損ですよというお話でした。